たまたま知って流れで読んだ本。ヒンズー教もキリスト教も仏教もゆるやかに流していく深い河。自分にとっては何ら違和感なく読めてしまった「宗教多元主義」は著者にとっては決定的なもの、今のカトリックの価値観でも当然に異端なのだろうか。

2022年7月5日

読書状況 読み終わった [2022年7月5日]

久しぶりの太宰。「おさん」よかった。無残な夫に心底がっかりするおさんを描いた、その夫になぐさめられてしまっている。

2022年6月28日

読書状況 読み終わった [2022年5月28日]

淡々と歴史が紡がれたり紡がれなかったりする感覚がたまりません。

2022年6月28日

読書状況 読み終わった [2022年6月28日]

うつらうつら寝ながら読んでいたので夢が三重構造になっていたらしい。

2022年6月28日

読書状況 読み終わった [2022年6月28日]

終わり方がよい。意外に笑ってしまったり。

2022年6月10日

読書状況 読み終わった [2022年6月10日]

デザインという領域にまったく無自覚で生きてきた自分の感覚界に急激な変化をおこしたのは、この雑誌の表紙。必要な本なのかわけもわからぬまま買ってしまったことがなつかしい。今見ると、アーティスティックではあるかもしれない。

2017年3月11日

「ふるあめりか」歌舞伎はこの本にかなり忠実に演じられているようだ。観たときの情景と相俟って、面白く読めた。
「華岡青洲の妻」戯曲。そもそも初めて読んだ。なんとなく想像していた物語とは異なる力強さ。物悲しさは、ない。

2009年6月9日

たぶん全容の3割くらいしか理解できていない。それでもこれからジャズに(少しは)ちゃんと対峙できそうな気がしてしまう。
語りのいやらしさもうまく抑えられてて読みやすいです。

2009年5月6日

“口語文”という概念を意識する必要もない現在、そこに至るまでの近代日本文学史。物心ついたときから口語≒文語だった人間として、単純に好き嫌いで判断していた純文学を見る目が大きく変わりそうです。

2006年3月26日

五感泣き笑いです。さすが大人ポップ!

2006年3月19日

急に「押絵と旅する男」が読みたくなったので…煙みたいにくゆる映像が好き。ただ、やはり古い本・古い文字で読むのとは立ち昇るものが違いますね。

2006年2月18日

この結末、そしてこの題名か!『自己の意志に殉じる』ということについて。多分それ以上の粗筋はいらない。

2006年2月14日

あれ、思ったより吃驚しない。と思ったら裏表紙がネタバレか… しかし最終章の独白は何度も読んでしまった。ミステリとしての要請をはっきり超えてるようにも思える、独白者=作者の意志。

2006年1月22日

あまりにも整然と陳列された妄想的論理。

2006年1月22日

自分の注意力不足とはいえ、不意にいろんな観念の入り混じった肉塊を投げつけられた気分。それはいまだに飲みこめず、読後に感じた寂しさとともに喉にひっかかったまま。

2006年1月11日

ちょっと昼ドラ的、しかしリアルな日舞家元の世界。とりあえず一観客として、知ったような批評をうって必要以上に演者と自分を貶めるのはやめようと思った…

2005年12月30日

ある意味社会に貢献しうるミステリ、かも?

2005年12月27日

氏の本を読むのは2冊目ですが、少年を始めとする清廉・実直な人々の描写を自分のようなひねくれ者でも素直に受け入れられるところが稀有です。なぜかはうまく言えませんが…

2005年12月25日

"FLASH"もいいけど意外とこっちの方が好きだったりして。

2005年12月22日

もはやいかなる種類の期待も許されないようで、そこはさすが。ただ、巨大なお伽噺の後日譚が本当に必要なのか、今のところは疑問です。

2005年12月20日

あっという間に読めた。10年前の自分がこの本の何にそんなに惹かれたのか、よくわからなくなっていた。あの頃は確信があったのに。これも生きてきたが故の「悲しみ」?

2005年12月14日

やってくれるぜ!!と心のなかで叫びつつ、にやついてしまいました。

2005年12月13日

高校生の頃愛してしまった日本語。そして再燃。

2005年12月11日

堂々たる奇説の数々…もはや多少の論理の飛躍は許せる気分。どんな業界でも完全なる常識にしておく必要のない常識はあるなあと思った。

2005年12月10日

ツイートする