王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型絵本 (7))

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 1325
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001105575

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟ふたりともお気に入り。

  • 久しぶりに読みました。
    改めて読んでみると、まぁ、すごい名前の兄弟で、しかも都合のいい能力をもったもんです。物語自身にも「都合のいいことに」なんて書いてありますが、まったくもって、タイミング良すぎます。「きってくれ」とか「ぶってくれ」とか…そんな名前、嫌ですよねぇ。でも、その名前が「無敵」となり、悪い王様を追いやってしまうのだから、すごいもんです。

  • 久しぶりに読みました。
    改めて読んでみると、まぁ、すごい名前の兄弟で、しかも都合のいい能力をもったもんです。物語自身にも「都合のいいことに」なんて書いてありますが、まったくもって、タイミング良すぎます。「きってくれ」とか「ぶってくれ」とか…そんな名前、嫌ですよねぇ。でも、その名前が「無敵」となり、悪い王様を追いやってしまうのだから、すごいもんです。

  • 妻の読み聞かせ本。子供のない夫婦の前に現れた老人から、子供が授かる丸薬を9つもらい、9人の兄弟が生まれる。その兄弟が、悪い王さまをとっちめる話。9人それぞれに名前があり、名前の通りの特技を持っている。子供には大うけでしょう。特に、「ぶってくれ」「切ってくれ」って・・・

  • 中国の民話は、内容が大きい!

  • すっげぇ!

  • [墨田区図書館]

    「王さまと、その九人の兄弟」のお話かと思ったけれど、「王様」と「九人の兄弟」の話でした。
    親子して読み始めてすぐ、「思った話(構成)と違うね」とお互いの認識が同じであったことを確認。

    そしてこの九人の兄弟の名前がやや分かりづらかったけれど、親にはこの先の展開がおおよそ読めて、読み進むうちに6歳の息子にも名づけの意味と物語展開が読めてきておもしろい!これはやはり話の内容がよめるくらいになってからが、面白い本だな。

  • くもん CⅠ推薦図書

  • 2019  3-1
    27年度(5-3)(仲よし)
    26年度(2-1)
    12分

    図書ボランティア交流会おすすめの本

  • 面白かった。9度の繰り返しってパターンは他にもあるのかなぁ。探してみたい。

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著者プロフィール

君島久子 栃木県に生まれた。慶應義塾大学卒業、都立大学大学院修了。武蔵大学教授をへて、国立民族学博物館教授となる。中国民族学、文学を専攻、特に民間伝承および児童文学を研究。中国、東南アジア、日本を含めた広いアジア地域での比較研究をすすめている。1965年、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1983年、『中国の神話』(筑摩書房)で共にサンケイ児童出版文化賞を受賞。また1976年、『西遊記上・下』(福音館書店)で日本翻訳文化賞を受賞した。そのほか『ほしになったりゅうのきば』『たなばた』『しんせつなともだち』(福音館書店)、『チベットのものいう鳥』『王さまと九人のきょうだい』(岩波書店)、『アジアの民話』(講談社)、『月をかじる犬』(筑摩書房)など多数の著訳書がある。大阪府在住。

「2020年 『あかりの花 中国苗族民話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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