- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041036433
感想・レビュー・書評
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なんと浩さんのエッセイ集はこれが初めてらしい。
なんかエッセイなんかもあちこちにいっぱい書いててもう何冊も出ているような錯覚があるなぁ。
それは小説作品がエッセイのようにオモシロ気楽に読める、ということなのかしら。
デビュー以来のほぼ全期間に渡って書いた内容だから、自虐気味の「わたしラノベですから!」から始まって自衛隊行ったり図書館行ったり、はたまた土佐高知の自嘲のような自慢話のような数々のエピソードまで。
まあともかく沢山詰まっていておもしろいエッセイ集です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長年のエッセイをまとめたもの
書店をテーマパークと同じように見る観点はすごいと思いました。
たしかに、ゆっくり書店にいる時間を作れれば面白いだろうなと感じましたが、たくさん本を買って、読んでない本が積もっていくだけだろうな… -
有川浩さんが、様々な新聞、雑誌にかかれてきたエッセイをまとめたもの。
「書くこと、読むこと、生きること」「この本大好き!」など、6つの章になっています。
本を書く立場での伝えたいことがひしひしと分かり、小説家の立場で主張したいことがいろいろとあって興味深いです。
また、ふるさと高知のエッセイも。高知の面白さや自然の美しさ、土佐弁の強さ、というか激しさ。
いやぁ、面白かったです。一つ一つのエッセイは短いのでどこから読んでも途中から、再読するのもよし。 -
けっこう長期間にわたる内容。
本とゆう物は、作者だけでも、読者だけでも成立しない。
書き手と読み手が、本を間に対等な立場で真摯に向き合う。
これが本。
改めて教えていただいた。
有川センセ、あえてアニキと呼ばせていただきたい。 -
想像していたとおり、小説のほうがいいなあ
でも、その背景とか著者の想いがダイレクトに伝わってきて、これはこれでよかったかな
でもでも、巻末の短編がやはり秀逸
「ゆず、香る」は、以前小説読みたさに入浴剤買ったので再読になるけれど、いいなあ
次作、首を長くしてまっております
≪ 竜馬とて 倒れるときは 前のめり ≫ -
有川さん初のエッセイ!
好きな作家さんのエッセイを読むのって、凄くワクワクするし、顔がニマニマしてしまう。
何故かと言えば小説でしか普段は触れることのできない作家さんの素の部分に、本好きな自分が文章でその人と触れ合えるって堪らないから。
小説とは全く雰囲気が違うなと思うこともあれば、あーこの思いの強さは有川さんだと感じたり。
有川さんの趣味や体験したことが色々書いてある辺り、
人の日記をのぞき見るようなドキドキ感もあって好き。
おまけにエッセイだけではなく最後に短編が2作も!
お腹いっぱい満足です。 -
有川先生の作品が大好きで、それらを読むたびに「この人の頭の中はどうなってるんだ……」と思っていましたが、まさにその『頭の中』を読むことが出来て嬉しかった。
印象的なのは震災についての節。
あの頃は高校生で、周りの情報や感情に左右されて参ってたので、その頃を思い出しつつ、こういう心持ちでいたらよかったのかなと思いました。
先生の好きな小説や映画の紹介も良かったです。
先生の好き!!という気持ちに一緒にドキドキできたし、知らないものは検索してワクワクしました。
小説2編も良かったです。
読書好きなら特にキュンとする「彼の本棚」、彼と同郷な私がキュンとした「ゆず、香る」、どちらも最高でした! -
読みやすくてタメになるエッセイ!
有川さんのおすすめの本や映画なども紹介されているので、自分の選書の幅が広がる!
また、有川さんの出身地である高知への愛が詰まっているので、高知へ行きたくなりました(^^)