後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1200
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051986

感想・レビュー・書評

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  • 異世界宮中もの。
    色々と先人の名著はあるのでどうしても比較してしまう。最初の方はなんか地味目だなーと思って読んでたけど、中盤すぎくらいからは世界がはいってきた。派手になったわけでは全然ないけど。続きを読むのが楽しみ。

  • 初めて中国歴史ファンタジーを読む❗️あっという間に読了。続きを早く読みたい。
    キングタムの要素も少しあるかな。
    中国の歴史を勉強したくなった。

  • きめ細かく書き込まれた世界。主人公の行く末を見守りたい。

  • 一族全員殉死させられ、一人生き延びた病弱な次男が後宮に女装して逃れる話。後宮での生活を感じる描写と後宮らしい内部の争いも面白かった。ただ女装してる下働きなので後宮ものと言っても寵愛を受ける受けないの話ではないので求めるものが違うとあれー?ってなるかもwこの一冊は序章に過ぎず続きがとっても気になる。一般文庫だけど文章も難しすぎず、かといってラノベっぽくもない丁度いい感じで読みやすかったです。

  • ファンタジーフェアのオススメで上がっていた本。あらすじを読んで面白そうだなと思い購入。
    中華ファンタジーだけに漢字が多く、しかも見慣れない、読み慣れない漢字だらけでちょっと苦戦…でもそれ以外を除けばなかなか先が気になる。
    皇后の叔母以外身内を殺されてしまった主人公の
    遊圭。女装して後宮に忍び込んでいるものの今後声変わりや成長などして身長が高くなっていくのをどうするのか、どうなるかがとにかく気になる。

  • テレビで放送されてそうな内容の中華ファンタジー。
    設定は入りやすく、ストーリーは読みやすい。けど、漢字や熟語が多くあったらり、文章の言い回しがわかりにくいところがあって何回か文章を読み返して理解できる部分もあった。
    この本を読んだら、続きが読みたくなるような終わり方。1冊完結のようで完結でない。さて、早速続編を読むとしよう。

  • あらすじを見て購入してみたけど、展開が思っていたよりのんびりなのと、もう少しキャラが立ってたら面白いのになぁと感じた。
    遊圭がどうやって家を再興していくか展開は気になるので、次巻に期待したい。

  • 皇后の外戚が政冶を恣にし、国を滅ぼしてきたことから、皇后に選ばれし者の一族は、先帝の陵の墓守に命じられ、亡帝と共に埋められる。
    唯一生き残った星遊圭は、女装し後宮へと身を隠す。

    後宮に渦巻く陰謀に、巻き込まれていく明々と遊圭。

    時代ファンタジー、少女マンガ好きな方には、おススメです!
    よくあるパターンとは思いつつ、どっぷり嵌まりました(笑)

  • 一族全て殺される中、ひとり生き延びた主人公が女装して後宮に入り、何とかばれずにほとぼりが冷めるまで待つのだけど、なかなかうまくいかず。
    玄月と最終的に仲良くなってくれないかなと淡い期待をしているのですが、彼の根深い過去を考えると難しそうですね。

  • 設定がしっかりしているので、過去に実在した王宮の話かと勘違いしそうになりました。でも天狗がいるから、ああ、ファンタジーだった…と、引き戻してもらえます。

    漢字にもっとルビをふって欲しいなぁ。人名、地名、施設名、役職名。頭の中で漢字名が容量オーバーになってきます。
    だけど、続きを追いかけるのも楽しみ。
    玄月さん、お手柔らかに。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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