今日も町の隅で

著者 :
  • KADOKAWA
3.50
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本棚登録 : 593
感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041083031

感想・レビュー・書評

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  • 私が読んだ小野寺史宜氏作品5作目。
    短編集。
    何故か10話中7話は、誰かしらが離婚している話だった。

    申し訳ないが、私はたぶんすぐにどんな話が載っていたか忘れてしまうであろう。
    それくらい、どれも印象が強く残るようなお話ではないからだ。
    でも読んでいる時には充分楽しませてもらっている。

    今までに、他の作家さん達の本で、あまりにも何も起こらなさ過ぎてつまらなかったり、読みにくかったりで、途中で読むのをやめてしまった本というのが何冊か有るが、そういうのとは全く違う。

    とても読みやすくて、あっという間に読めてしまう。
    そういう、なんとも言えない読書の心地良さを感じられるので、私は(昔の作品は読んでいないのでわからないが)小野寺氏の作品が好きだ。

  • 2021.3.27読了
    2.0
    色々な事情を抱える人々のショ-トスト-リ-。
    文章が短く、独特のテンポ。
    登場人物の思考回路が似通っていて、次の話にいっても変わり映えしない。
    私には物足りなかった。

  • ほのぼのショートストーリー

  • 苦手のはずの短編集なのに、どんどん町の中の人たちが、気になっていく。次はどんな展開が待ち受けているのだろうとワクワクした気持ちでページを捲っているうちにあっという間に読み終えてしまった。人生、悲喜交々。様々な場面で出会う人がいて時には別れもある。嬉しいことや悲しいことも自分の人生に重ね合わせて読み進めたりも、時には感慨に耽り読書の枠を越えた時間になっていたような気がする。

  • 10編の短編小説で構成されている作品集。どの作品も特に面白い訳ではなく、つまらない訳でもない。どれも短編ということもあり、あっという間に読めてしまう。全作に共通しているテーマは、人に対する優しい眼差し。

  • 読みやすくて 好きな作家さんの1人。何気ない日常 主人公がみんな チカラが入り過ぎてない ホワン とした感じがして良い。
    どの お話もみんな好き。

  • 普通の人々の何気ない日常。
    なのに全然ダレずに読み進められる。
    しかも、じんわり温かくなる。
    小野寺さんのお人柄が
    伝わってくるようで、良い作品。

  • <常>
    極々身近な日常の中で起きる様々な出来事を少しだけ特徴のある短い文章で綴ってゆく。
    実に小気味の良い読み心地である。
    別にさして特別でもない物語(でもないかw)がどうしてここまで興味津々に面白く読めるのだろうか(さてさて~どうしてだろうw).
    小野寺史宣 不思議な作家である.

  • 9月-15。3.0点。
    男女の選択を描いた短編集。離婚やら、結婚、出産の話が中心。ほんわかしている。

  • だいたい離婚してる人が出てくる様々な日常を描いた短編集。
    前半半分くらいは好き。

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著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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