- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041100356
感想・レビュー・書評
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4.0登場人物が、父の不在を通して結ばれていく、絆を取り戻していく物語。細かい機微を表現するのが本当にうまいと思う。破綻するのも家族なら、やり直せるのも家族。
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朝井リョウさんの作品は3作目ですが、今のところ一番気に入りました。
早くに父親を亡くした仲のよい六人兄弟の、それぞれの立場からの家族との関わりを描いていて、特に三男の編は泣けました。
切なさもありますが、爽やかな読後感です。 -
兄弟1人ずつ章ごとにスポットをあてて、それぞれ父の死や家族の変化を乗り越えていく。そりゃ私も良かったねーと思うよ。思うけど、根本的に4年程前の父の死を引きずり過ぎてるように感じてしまった。私はひねくれた人間なのかもしれない。。
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6人兄弟それぞれの視点から描いたそれぞれの成長と家族の話。
優しい気持ちになれる話でした。
喫茶店、行ってみたいなぁ。 -
2020/9/14
913.6||アサ (3階日本の小説類)
亡くなった父が残したものは、喫茶店、星型の天窓、絆、そして、奇跡。
三男三女母ひとりの早坂家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。 ささやかな一家が出会う、ひと夏の奇跡。
家族が“家族を卒業する”とき、父の残した奇跡が降り注ぐ…。
兄弟6人別々の目線から家族をとらえ、
最後にひとつにまとまる物語。 -
大家族っていいなーと思ってしまう。実際こんだけ大家族だと大変だろうけど(^◇^;)
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朝井リョウのエッセイがおもしろかったから、おすすめされた小説を。
なんであんなにひねくれてる人がこんな綺麗なストーリーをかけるのか、不思議に思ったというのが正直な感想です。
父と母はほとんど登場しないのに、6人兄弟のエピソードから人となりがわかる。琴美に一番共感した。長女だから弟妹たちの前で頑張っちゃうのすごくわかる。
ぜひ星やどりのビーフシチュー食べてみたい。 -
旅先で読もうと思ってえらんだ一冊♪
著者が大学生最後の年に書いたそうです^ ^みずみずしい文章で、すっと読めました。 -
若いなあ。青春だなぁ。という感じでした。
朝井リョウの作品は、何者、世にも奇妙な君物語しか読んだことないけど、全然違った感じだった。
でも、10代とか20代の登場人物が多いのは共通してるかな。 -
読み終わった後、心がポッと温かくなる感じ。
それぞれ 違う人生を生きていく中で、大切な部分で繋がっている。