結界師の一輪華3 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.88
  • (12)
  • (25)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 321
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041136812

作品紹介・あらすじ

さっさと契約結婚を終わらせて、式神たちと悠々自適な人生を送ることをもくろんでいた華。
でもその思惑とは裏腹に、朔の溺愛はいっそう増して結婚解消は遠のくばかり。
挙げ句、頑なに隠していた本当の力をも学校で解放するはめになってしまった。
当初の予定とはだいぶ違うけれど、それでも、華の人生は前向きな方向に向かっているはずだった。

だが朔の旧友で、三光楼の次期当主である雪笹が華の前に現れる。
なぜか朔に執着する雪笹は、いきなり朔と別れるよう華に手荒く迫る。
同時に、葉月を奪われて怒り心頭の一瀬の両親は、家の再興のために雪笹と手を組み、何かを企んで……?

一瀬家の両親の執念の秘密、そして華たちに無関心と思われた姉妹の兄・柳の本心とは。
そして雪笹から華への暴挙を知った朔が取った行動とは――!?

華と朔の絆が一層深まる、胸キュン度と爽快感ますます大増量の第3巻!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ついに柳、葉月、華の三兄妹の話し合いの場が持たれる。親との確執も゙大きな転機が訪れる。
    朔の大胆な作戦がメインの巻。
    二人の仲も少しづつ進展してきてる。

  • このシリーズ、1冊がとてもボリューミーでネタバレなしに感想を描くのは、難しいです( ̄▽ ̄;)
    でも、自分が感じたことを忘れないように、諦めて率直にネタバレたくさんで感想を書いていこうと思います(´・ω・`)

    今回は、朔以外の漆黒の術師が登場しました。そして。そしてその方がなんと三光楼の時期当主!最初からかなりパンチの効いたキャラでした。オラオラ系に見せかけて、朔にアタックして見事に冷たくあしらわれている感じが面白かったです。華の両親と手を組んだ時は失望しかけましたが、全て作戦の内で一安心

    柳も登場して、華と葉月のことを妹としてずっと深く愛し続けてきたことが知れて良かったです。互いに関わってこなかった期間が長すぎて、コミュニケーションに困ることもあると思いますが、3人にはこれから仲良し兄弟になって欲しいです。

    両親への復讐もできてスッキリです。葉月の両親からの呪縛が解かれた今、葉月にも幸せになって欲しい…。

  • ちょいちょい出てきてた華と葉月の兄、隠れシスコンで和んだ。妹2人とちゃんと交流できてよかったし、両親のこともキッチリ片付いて本当によかった。そして朔寄りの人間も最後には必ず華を認めていくこの流れ、華が人たらしなのか何なのか。一ノ宮家は今日も平和です!ってナレーションが聞こえてきそう。

  • 一輪華の3巻目。

    本家に葉月をひきとってもらった華。
    だが、二人の両親は諦めたわけではなく、
    息子である、華たちの兄の制止を気にも留めず、
    他の分家の次期当主と組んで、
    ふたりを陥れようとする…。

    次期当主は朔が荒れていた時代の仲間で、
    華に別れろ(また⁈)と言ってくる。
    いよいよ敵役登場?と思いきや、違った。
    兄ともあっさり仲直りしてしまい、
    なんだかちょっと残念。

  • 葉月の周りにどんどん人が増えてきて嬉しい。朔からの愛は揺ぎ無いし、葉月の力が飛びぬけているので安心して読むことが出来る。

  • お兄ちゃん影薄かったけどそんな事情だったのね。両親がほんとに救いようがないクソなのでスカッとともやもやが交互に来る印象でした。

  • 朔さんが華ちゃんを襲うまでカウントダウン入っていそう。
    華、鈴、桔梗、葉月でゲーセンに行くシーンがめちゃくちゃ好きです。女子会わちゃわちゃがかわいい。
    朔と華を「狼に喰われる前の兎」なんて表現していて、一体どんな目で見てんだ……?って苦笑してしまった。離婚を切り出したら全力で権力フル稼働して囲い込む……ってどんだけなん??続巻、楽しみにしています。

  • 話は好きなんだけど、ヒロインが苦手かも……。1巻の時はそこまで思わなかったんだけど、何故なんだぜ。(頭の悪いヒロインが好きじゃないからか??)

  • 今回は甘めのお話でいろいろ良い方向に向かってよかった。

  • 心が離れていた華たち兄妹が、本音というか思っていたことを伝えあったことで兄妹仲が深まったように思う。
    葉月も柳と一緒に暮らせるようになってよかった。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2014年頃から執筆活動をはじめ、WEBに投稿するようになる。2016年商業デビュー。執筆ジャンルは異世界ファンタジーが主だが、初のTL作品『新婚さんのつくりかた~朝から溺愛注意報』が2020年にアルファポリスより書籍化。

「2020年 『新婚さんのつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

クレハの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×