つくもがみ貸します (角川文庫 は 37-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043888023

感想・レビュー・書評

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  • 途中で挫折。

  • 九十九神たちは可愛いんだけど途中で飽きが来た
    散々引っ張っておいてこのまとめ方にすこしがっかり

  • 20160723読了

  • 若冲の「付喪神図」の感じ。
    怪しく、かわいらしい。
    ファンタジーは時代モノになると
    抵抗なくなる。
    そもそも抵抗無いけどね。

  • 2016.6.14読了。付喪神って一番身近というか庶民的な神様だと思う。日本の八百万精神の権化というべき存在で、だからこそ親しみやすい。だから解説に人を襲う付喪神の話があるのには結構驚いた。でも大久間屋に対して容赦なかったからそういう意味でもちゃんと神様なんだろうな。てか襖の向こうでいったい何が…お紅が清次に対して姉さんと呼ぶことを怒ったのを読んで、やっとお紅の気持ちがわかったというかなるほどと納得した。清次が無意識に壁を作っていたんだな。それが2人をややこしくしていたと。とおくの親戚より近くの他人じゃないけど、恋愛ものでもしばしば、とおくの美形より近くの幼なじみみたいな?えてして遠距離恋愛がうまくいくことは稀であり、選ぶべきは身近で支えてくれる者であると!作中では夫婦になったかまでは書かれていないがまあどのみちくっつくパターンだ。姉さん女房かぁ。佐太郎は悪い奴じゃない分かわいそうだな。ライバルとも思ってなかった奴にとられてるんだから。表紙はしゃばけシリーズを彷彿させる和風コミカルなかわいいイラストだ。作中の付喪神達を清次とお紅が覗いてる構図でメインの付喪神がいるのかと思いきや煙管の五位がいない。かわりに裏葉柳らしき姿がある。ついでに最終章に少しだけ登場する猫神が一番前に堂々と描かれている。月夜見は私の中では性別は女なのだが表紙では男のようだ。

  • 畠中さんの書く あやかしは、どの作品も、とにかく愛くるしい。
    出雲屋さんの付喪神達も、ちょっとツンデレで可愛いです。
    噂話が大好きで、いつもワイワイ騒いでるくせに、清次やお紅に話しかけられると、途端に黙っちゃう。
    それでも、「清次は若輩者でバカだから、心優しい我ら付喪神が助けてやるか」などと思っている所が、なんとも可愛い!癒されます。

  • コミカル

  • 損料屋(物貸屋)の古道具の中には憑物神がいる。
    そのモノたちの存在を認めつつ、諦めつつ商売をしている姉弟が巻き込まれる事件の話。
    短編の連作でまあまあ面白かったけど、もう一つひねりが欲しかった感がある。
    最後の話とかはあっさりしすぎて、今まで引っ張ってきたのにそんなもの? と思ってしまった。

  • おもしろかった。一つ一つが謎解きで、さらに全編を通しても、蘇芳に関する謎解きあり。そして、ほんのり恋話ありと薄いのに盛りだくさんで、大満足。

  • 聴こえていても、聞こえないふりをするのは大事なことらしい(笑)

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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