つくもがみ貸します (角川文庫 は 37-2)

著者 : 畠中恵

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年6月23日発売)

感想・レビュー・書評

[kabu1106さんの感想 · 2014年1月1日]

読みやすくてかるくておもしろい。

[mamekuroさんの感想 · 2013年12月18日]

何回も何回も読まないと頭に入らなかった＾＾；

[りくまるさんの感想 · 2013年10月23日]

☆3.4
「しゃばけ」シリーズの畠中恵の本であります。
舞台はお江戸、年を経て付喪神となった古道具を扱う、姉と弟。
江戸で起きる事件を、付喪神の力を借りて解決していく、という感じ。
しゃばけシリーズと違うのは、付喪神が人間には関わらないようにしていること。付喪神同士でおしゃべりに興じることはあっても、人間に話しかけられても答えない。あくまでも人間との間には一線を引いて、それを超えないようにしている。
しゃばけシリーズの騒々しさ（屋鳴りの大騒ぎ、兄やたちの過保護ぶり）に慣れた人には、少しさびしく感じるかも。

[はらぺこさんの感想 · 2013年9月23日]

表紙の付喪神達の絵が可愛いので、会話風景等はもっと漫画チックにしても良かった気がする。　猿蟹合戦を思い浮かべながら読んでたけど、いつの間にか市原悦子の『家政婦は見た』を思い浮かべて読んでた。

[tcbn811さんの感想 · 2013年9月21日]

題材としてはとても好きだったのですが、あまり世界観にのめり込めず、すっきりと読めませんでした。
つくもがみと人間の最初あったいい感じの距離も最後はあまり活かされていない所も気になって☆3つです。

[しほさんの感想 · 2013年9月19日]

この作品を読んで、「しゃばけシリーズ」が読みたくなりました。つくもがみたちがかわいい！兄妹のやりとりが最高です！

[sorairo815さんの感想 · 2013年8月28日]

物を貸して商いをする、損料屋。
そこにいる物たちは、おかしな者たちが混ざっていた。
おかしな者たち――つくもがみ達が、変にプライドが高いところが可愛い。

しゃばけシリーズと違って、
人間とは相容れないようなつくもがみ達だけど
なんだかんだ事件解決に役立ってたりして。
清次さんとお紅さんのこれからも気になる。

[shadiさん · 2013/08/28]

妖怪、特に、かわいい妖怪がでてくる本が好きです「しゃばけシリーズ」になるのかな？「ひなこまち」の、ヤナギがかわいいです。あとは、「おにぎりちょうだい」の、ポンポコが好きです。

[shadiさんの感想 · 2013年8月20日]

「つくも神遊ぼうよ」から読んでしまったので、頭が混乱状態。「いずもや」を経営しているのは、夫婦じゃなくて、兄弟だったのか？でも、血は繋がってないってこと？じゃ、「つくも神あそぼうよ」では、二人は、結婚しているのかな。だとすると、キューピットの役目をしたのは、つくも神？！

[ますたぁさんの感想 · 2013年7月26日]

江戸で損料屋を営む姉弟
貸し出すモノの中にはつくもがみも混じっている

つくもがみたちは人間とは話さないポリシーらしい
そんなわけで「しゃばけ」シリーズと比べると、人外のものとの距離感を感じるけど、ついつい返事をしそうになってしまうつくもがみたちは微笑ましい

姉のお紅さんの心情がよくわからん
まぁ、複雑な心境でしょうけど、つじつまの合わない言動や行動があるような・・・
もう一回読み返せばわかるかも？

[②さんの感想 · 2013年7月20日]

最初ら辺はどうにも文章の締め方が気になりましたが、途中からそれもなくなってスイスイ読んでしまいました。
つくもがみたちが基本４・５体しか出てこなかったのは残念ですが、決まった数しか出ないのはしゃばけも同じですね。

一番怒らせてはいけないのがお紅ちゃんていうのは面白かったな。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第１回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」