- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049140576
作品紹介・あらすじ
北海道のとある私立図書館。そこは夜になると喋るネコや“著者の幻影”が闊歩する不思議な図書迷宮だった。司書に任命された高校生のアンは、「一人でも多くの人間に本を読ませろ」という任務を果たすことになり!?
感想・レビュー・書評
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面白かったです。冒険もののファンタジー小説で、楽しかったです。展開ももたつくことなく一気に読むことができました。
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アニメとか映像化すると面白そうな作品。
続き読みたいな。 -
ずっと昔に購入して積読にしてた本を開いてみた。
ある日唐突に父に『北海道にホームステイいってきて★』というノリで放り出される主人公。ホームステイ先はなんだかふしぎな図書屋敷だった。不愛想な屋敷の主に色々禁じられるが、主人公は早々に破ってしまう。そのせいで色々ふしぎなことが起きてしまって…………!?という本。
図書室とか図書館が好きな人なら楽しめる本。作中少女向けの本がいくつか出てくるが、この本もいい感じに『少女が冒険を通して前を向く話』って感じで、良い感じ。あまり長くもないし気軽に読めて良い本でした。 -
ファンタジー要素がとても楽しい物語だった〜!
なんかアニメ映画とかの映像で見てみたい!と思わせてくれる、そんな図書迷宮の世界
シーズンアニメよりも映画かなって
終わりのまとめ方もすっきりしていて読みやすいなと思った
北海道に行くことになったアンちゃんがホームステイ先で出会った青年と猫ちゃん
猫ちゃんに連れられて図書迷宮の司書見習いへ昇格
図書迷宮には物語の登場人物やその著者がいる世界
読み手がイメージした世界に変化するってとても魅惑敵な内容で面白かった
今回は崩壊寸前の図書迷宮なので本の外敵が多くくらいイメージもあり少し恐ろしくも感じたけれど、たくさんの人々に読まれた時代ならどれほど色鮮やかだったことだろうかと想像掻き立てる
ちょっと怖くてそれでいて楽しそうな図書迷宮、私も覗きに行ってみたい!
アンちゃんについても、本と図書迷宮と共に成長する姿がとても良かった
最初は私なんて…、どうせ出来ない、としり込みしていた彼女が本との触れ合いを通して成長する姿が好ましく感じられる
だけど、ちょっと彼女のトラウマ案件が過激というか壮大すぎてしまってそこは心に響かなかったかな苦笑
実際に起こしてしまったら、多分同級生の言葉よりも人気の人を貶めてしまったことに対して気を病みそう… -
父のせいで北海道にホームステイすることになった女子高校生。着いてみるとそこは私立図書館だった。図書屋敷と呼ばれるそこは、夜は図書迷宮という謎の空間に。主人公は猫に導かれ司書見習いとして働くことになってしまう…。
海外の児童書とかでありそうな雰囲気。「本を守ろうとする猫の話」といい、猫と本はよくある組み合わせなのかな?
「オーダーは探偵に」は合わなくて1冊目で断念したけど、こちらは結構好きかも。 -
アリスをイメージしながら読んでいたので、わがはいがチャシャネコとダブってしまい、ラストで裏切るんじゃないかと、ドキドキしながら読んだ。
なんとなく鬱屈を抱えているアンちゃんが、失敗を重ねながら、少しずつ強くなっていく姿は、いじらしくもあり素直に応援してしまった。
しかし、ラストの迷宮の描写に想像力が追いつかず、フウフウしながらもなんとか読了できてよかった。
まぁ、当たり前だけど、セージくん、呪いが解けてよかったよかった。
登場人物に、嫌な人がいないのもよかった。
お父さんは訳がわからないけど…
2024/01/12 18:57 -
深夜0時の司書見習い #近江泉美
ホームステイに来た女の子が廃れた私立図書館を救っていくファンタジー作品
司書しか扱えない想像の力をつかってみんなを救っていく主人公がかっこよく迷宮の仕組みも面白い
しかしかなり内容がとっ散らかっていた気もしたのでそこは個人の自由かなと
#読了 9/17 -
雰囲気は好きだけど要素モリモリしすぎて少しとっちらかった印象(主人公の家族とか背景とか)シリーズ化前提なのかな?本が好きで大切にしたいって想いは伝わってきました。セージさんのことは予想出来てしまってまぁそうだよね、っていう。ワガハイは頼りになるし可愛かったです。