ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
3.74
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本棚登録 : 1945
感想 : 157
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061318915

作品紹介・あらすじ

こんなくれよんで、絵を描いてみたいな。
ぞうのくれよんは、とても大きなくれよん。青で描いたら、カエルが池とまちがえてとびこんじゃった。でも、まだまだ描きたいんだ。今度は何色を使おうかな……!?

厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財/全国学校図書館協議会選定図書「よい絵本」
/日本図書館協会選定図書

感想・レビュー・書評

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  • ぞうがクレヨンでお絵かきする。
    その大きさから、他の動物は本物かと思ってしまう。
    ダイナミックで長新太さんらしいけど、シュール感・理解が難しい世界観は弱めで読みやすい作品。

    【ママ評価】★★★★★
    長新太さんの隠れファンになりつつある母。
    ファンだと豪語できるほど理解できていないけど、図書館で読んだことがない作品を見かけるとめっちゃ気になる。
    沼にはまりつつある。
    長新太さんの作品はよく池が出てくる。
    今回も出てきて「おっ、またか」と感じた。
    でも同じような池でも、これまでに読んだどの作品とも違う仕上がりに感じるからすごい。
    「十八番なのかな?」と思うようになってきた。
    内容にちょっとした驚きというか、想像とは違う展開が用意されているのもすごい。
    少し大型の絵本なのも、登場するクレヨンのサイズが大きいことに合わせているのかな。
    そういう読んでみたら気づくことが盛り込まれている感じもすごい。
    なんでもないような話だけど、他にはない話でちょっと心に残る。
    そんななんとも言えない魅力が詰まっている。
    長新太さんの絵本の中ではわかりやすくて、絵が可愛いよりで、かなり好き。

    【息子評価】★★★★
    最近『どんな色が好き♪』の歌にハマっている息子。
    実際にクレヨンでお絵かきもしているし、クレヨンがアツい今日この頃。
    そして、ぞうさん好きの息子。
    この絵本の主役はぞうさんなので、今の息子にピッタリ。
    案の定「くれよん、よむ〜」と興味を持ち、絵本を読みはじめると「ぞうさんだ!」と好反応。
    母、しめしめ。
    でも多分、話の内容はイマイチわかっていないみたい。
    クレヨンで描いた絵を本物だと思っちゃった、ということがよくわかっていない。
    ところどころ良い反応はするけど、話の面白さまではまだ伝わらないのが惜しい。
    けど、とりあえず興味をひく内容で、ふむふむと聞いていたので良しとしよう。
    2歳5ヶ月

  • ぞうがぞう用の大きいくれよんで塗りまくると、みんな惑わされてしまう。単純だけれども楽しい絵本。長新太だけど、シュールさはちょっぴり。

  • 名作ですよね。動物たちが可愛いですし、本も大きくて、文字も少なくて、スキマ時間にスっと読み聞かせれる絵本。
    〇未就学児~

  • 読了

  • 3歳息子とお話ししながら読めた。

  • おもしろかった!きいろのクレヨンがすき!

  • ほのぼの

  • ぼくのクレヨン、誰のクレヨンかな?

  • 2歳3ヶ月

  • 象の大きなクレヨンで描いたものが、他の動物に迷惑をかけちゃう話。

    巨大なクレヨンとか、象がお絵描きをするというところは面白いけど、描いた絵がただ青いだけとか赤いだけっていうのがちょっと物足りなかったです。
    象も全然喋らないし。
    流石の不思議系絵本でした。

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著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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