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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061882706
作品紹介・あらすじ
劣等生の少年、性にめざめる少年など、子どもと大人のあいだでゆれる、ナイーブな姿を描く、表題作の他、計8編を収録。
感想・レビュー・書評
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後にスゴイ大学に進学し、大作家と呼ばれる人々はなぜもこんなに学校をさぼったり、はみ出したりの子ども時代を過ごすのか?いや、そうじゃないと彼らは皆、官僚などのエリートになるんだろう。
あまりのはみ出しぶりに読み手はハラハラ。子どもはこんな風に純粋だけど、そのまま軌道を修正できないで大人になってしまう人もいるんだろうな。
昨今では思春期の子供たちのもやもやっぷりを「中2病」なんてよんだりするけど、小学生でもはや始まっている大人と子供の境に起こるもやもやが出てて、今の子供たちもきっと共感できるのではないだろうか。
読むべき!読むべき!
どの作品もすごく良かった。この時代の文学は戦争と切り離せないものもあるけど、もっとこのころの作品を読むべきだな。
知人の息子に読ませようと思ってBOOK OFFで買いました。¥1,400-の本が¥100-です・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示
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