終戦のローレライ 下

著者 :
  • 講談社
3.93
  • (182)
  • (114)
  • (198)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 940
感想 : 123
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062115292

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私が買う本は次々映画化される。

  • DVDで観た「終戦のローレライ」は最低ランクの映画でした。戦争を扱っているだけに荒唐無稽と軽薄さにむかつきました。原作が僕の好きな福井春敏というのが信じられませんでした。所詮は娯楽の冒険小説家、駄作もあるさと思ったのですが・・原作を読んで、謝ります。すべては映画が悪い、原作を全く生かしてないだけでした(^_^)

    でも、上下巻にしても〜長すぎ〜・・まぁ、戦時中の潜水艦なんてのは知識外ですから用語、情景なんか理解しにくいし・・それにしても5日で読了予定が、10日かかりました。確かに内容は濃いし、福井さんパターンを幾つも織り込んでいるし、他の作品より感情移入しやすい登場人物、純愛もあるし、構成はしっかりしてるし・・いろんな意味で傑作に数えていいと思います。ただ・・重くて長い(^^;

  • 何年か前、真夏に上下巻一気に読んだ。この人はほんとに文章のテンポが良くなったよね。映像を相当意識しているからか、場面場面にとても華がある。描写が上手い。このエンタメ性は嫌いではない。実際夢中になって読んだし。最後あたりの軍医の言葉が一番ぐぐっときた。ハードカバーの装丁もとっても好き。あああ、高須さん。

  • パラ読みのみ。
    映画は感動したので読んでみたい。

  • ---

  • そして、平和ぼけの恐ろしさ

  • おちが読むのがめんどい。急にスピードが落ちた。この人の書く本は基本マンガっぽいと思うけど、泣けるし、胸が痛いし、面白い。エンターテイメントな作家だと思う。あと漢!!!なのがいい。

  • 文章が頭の中で、どんどんビジュアライズされていく。描写力はすごくあるなー。ストーリーも特に突っ込みどころもなく(歴史交渉とかはわかりませんが…)、物語もきれいに閉じている。泣いてしまったけれど、こういういかにもお涙頂戴っていう展開は好きじゃないなぁ。<br>
    エピローグでタイタニックのラストを思い出した。私はこういう演出は嫌いじゃない。けど賛否両論ありそうだな。

  • よむよむ第1回

  • 久しぶりに読書で泣きました。
    「椰子の実」の楽曲がこの上なく感動的。映画で使われなかったのは本当に残念。

全123件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福井晴敏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
横山 秀夫
福井 晴敏
宮部 みゆき
宮部 みゆき
福井 晴敏
伊坂 幸太郎
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×