されど“服”で人生は変わる

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152105

感想・レビュー・書評

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  • いまさら読みましたが、良かった!

    なんとなく感じていた事が、より納得できた感覚。

    ”服”を着る、という行為。
    もっと大事にしていきます。

  • 全ての女性をフォローする語り口のせいか、結論や主張がぼけて曖昧になっており、読んでいてもどかしかった。

  • おしゃれ頑張ろう、と素直に思える。

  • たかが、服。されど、服。知的で、上品な大人の女性を目指すになるためのいろいろが書かれている。「服で人生が変わる」はちょっと言い過ぎだと思うが、一流の専門家が自分の意見を率直に書いているので説得力がある。切り口が面白い作品。

  • 女性の視点から見た女性のファッション論。読み口は軽くスルスル。
    女性心理をイテテと突いてくれます。

    「疲れている時はロクでもない服を
    買って一層の疲労感で立ち上がれなくなるの!恋せよ乙女!恋はエネルギーよ!新しい服に出会えるんだから!」

    「デニムは毒!労働着なんだから
    トゥーマッチよ!合わせるのは華よ! 華!さんざん華付け足して引き算するのよ!」

    かなり端折ったレビューです。

    ビシバシ頬をはたかれながら
    ちがうのよ‼バカ‼
    そこはねこうなのよん♡
    こうなるのよ。うふ♡

    いい?ファッションで
    人生を変えてみせなさい‼
    いいわね?バンっ

    という読み方をした。
    自分の野暮度100%を知れる一冊。

  • こういう考え方もあるんだなぁ~
    とは思ったけど、正直決め付けられてる感じが
    自分には窮屈だったかもしれない・・・

  • 読んでると女として本来あるべき姿に戻れるような気がする内容と文調。読みやすいエッセイで内容も面白い。ファッションに迷ったら事あるごとに読みたい。帯の中央赤いドレス、モデルさんの体系がとっても素敵!

  • 齋藤薫氏は、女性誌に連載を持つ、人気の美容ジャーナリストですが、美容に疎い私は、なんと文芸評論家の斎藤美奈子氏とごっちゃにしていました。
    共通点は、鋭い視点で時代に物申すようなイメージでしょうか。
    お恥ずかしいものです。
    しっかり頭の中で区別をつけるよう、念を入れて読んだのがこの本です。

    女性にとっての服、単なる衣類ではなく、ファッションとしてその人を表現する服の大切さを、事細かに語ってくれています。
    リアルな女性目線なので、あるある話も多く、なるほどと納得できる話が多い中に、予想もしなかった意外な意見も混ざっていたりするため、気を抜けずに集中しながら楽しく読めます。

    よく雑誌などで特集が組まれる「愛され服」とは、自分たちが一番着たいものであり、女同士で決めた女受けのいい服だ、という意見にはハッとしました。
    それは実は愛され服とはいえないのですね。

    「ブランドのオシャレは、あくまで同性に向けてのオシャレ」など、たしかに真実を突いているなあと思います。

    トレンドの最先端をよかれとしているわけではなく、あくまで等身大の自分に合った、効果的な服の選び方について述べられているため、変に肩肘張らずに読み進められます。

    自分になじむ服を身につけることが一番いいのですが、なかなか洋服でさりげない自己表現ができないのが難しいところ。
    自分を見てではなく、人のファッションを見て、良きも悪きも参考にすべきだとのアドバイスがありました。

    派手すぎず、地味すぎない服がよさそうです。
    個人の感覚もあるので、流行に乗る場合でない限りは、周りと同じファッションになることもなさそうです。

    服だけでなく、アクセサリーについても書かれていました。
    お守りとなるようなパワーストーンは、女性に人気ですが、よい気も悪い気も取り込むため、単純なお洒落に使うには力が強すぎるものだとのこと。
    また、身につける場合には前向きな気持ちで、そのものへのリスペクトを持つようにと書かれていました。

    ヨーロッパの伝統的名家に伝わる宝石など、やはり敬意を受け続けているからこそ、時代を超えて輝き続けているものなのかもしれません。
    逆の意味で呪いの指輪の伝説が存在するのも、またしかり。

    毎朝の服選びは、誰にとっても憂鬱なものと書かれていて、(ファッションの世界に生きる人でも、やっぱりそうなんだ)と、なんだか安心しました。
    詳細に書かれてはいるものの、著者の方針ははっきり定まっているため、わかりやすく読めます。

    一つ難を言えば、著者が頻繁に用いる「女」という言い方が、少し突き放しているような印象を受けました。
    林真理子が著書で「女ってさァ」と上から語るような感じです。
    なにかポリシーがあってのことかもしれませんが、品の良い服の着こなし方を語っている本のため、言葉も品よく「女性」と書いてもらいたかったなあと思いました。

  • 図書館にて。
    服やファッションについたエッセイにも興味があったし、この人のコラムは時々雑誌などで読んでいたので楽しみにしていたが…。
    うーん、この人の本として1冊読むと説教臭い!!
    金持ち臭がぷんぷん…。スタイルって雑誌のコンセプトだったのかもしれないけど、身長別の似合う服のくだりとか、いいわうるさいわ!好きな服着るわ!って感じでした・・・。すみません…。

  • 最初はなかなかためになる感じだったけど、文章かな?あくまでもコラムの寄せ集め感があって、連続して読むと疲れを感じました。でも、いいことは書いてあると思います。

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著者プロフィール

齋藤薫 (さいとう・かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。女性誌において、多数の連載エッセイを持ち、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。「美しく生きること」について、独自の見解を発信し続けている。著書に、『美容の天才365日』『あなたには”躾”があるか?』『されど、服で人生は変わる』『”一生美人”力』ほか多数。

「2016年 『されど“男”は愛おしい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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