されど“服”で人生は変わる

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152105

感想・レビュー・書評

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  • 女性のファッション感を感じることができた

  • 美容ジャーナリスト齋藤薫さんのエッセイ集です。
    この本は、雑誌「STYLE」の記事をまとめたものだそうです。。

    ファッション雑誌のコラムなんかでさらりと読むぶんには面白いけど、こうやって一冊にまとめられちゃうとお腹いっぱい、な感じでした。
    そこまでファッションにお金掛けられないしこだわれない・・・というのが正直な気持ち。女子力落ちてるなあ。

    とはいえ、
    「雨の日はオシャレが出来ないから憂鬱なのだ。それは、まっとうな靴がはけないから。だから本気を出して雨の日専用の美しい靴を買おう。」というのはかなり共感!!ステキなレインシューズを購入してから、雨の日の憂鬱が大分軽減されたのは事実です。。
    それと、
    「コートは単品でスタイルをすっぽり作ってしまうアイテム。あなたの好みが凝縮されています。」というのにドキッ。
    基本甘めな服も好きでたくさん着るのだけど、コートはクールなものに惹かれやすい。これが私のホントの好み?あらためて考えちゃった。
    最後に、
    「実際より細く見えなきゃデニムをはく意味なし!デニムのオシャレの醍醐味は今のカラダに合ったものを喜んではくんじゃなく、なりたい体系のデニムを買って、それがキレイにはけるまで根気よくトレーニングでカラダを研ぎ澄ますことにある。」ですって。ひぇ~、おっしゃってることよ-く分かります。無造作にはいててごめんなさい。この下半身どうにかしなきゃいかんですね。

  • 120919

  • 不思議な説得力があります。

  • おしゃれは人に見せるためもあるが、疲れていたりダメージを受けている自分の気持ちを立て直す役割もある。その時は自分に丁寧に服を着せること。整然と並べられた服には品格がある。だから、思いきって服を処分しよう。そのような考え方が面白かった。

  • 一時期、ファッション誌美容誌での活躍はすごかったよね。この人がいないと企画自体成り立ちませんていうくらい、メイン特集の大黒柱を何本も張ってた、有名ライター。
    だって、やっぱり着眼点や言い回しが他と全然違うもの。一度読んだだけで印象に残ってしまう位、超独特。
    だからこそ、一気にフィーバーしたし、女性読者がその筆致に夢中になったんだろうけど、アクが強すぎるものって、熱狂的にあっという間に支持されるインパクトがあるけど、長続きしない。流行みたいにすぐ飽きられる。

    と、思っていたので、ファッション論なんてあんまり売れなさそうなジャンルでこの本が売れてるらしいことも納得しながら、普遍的な本になりえないんでしょと思って、手に取らなかった。
    が、最近たまたま手に取って立ち読みすると、割とぐいぐいひきこまれちゃったのよね。
    しかもその、独特な彼女の手法にではなく。
    彼女のすごさは、独特で斬新な視点と言葉回しだけではなく、本当に実生活で使える「真理」も掴んでいる、”内容”にもあったのね~。

    ちょっとー、女性誌の提案する定型ファッションルールを批判しながら、自身が最大限主張するのも、「周囲(特に男)の目」を意識したファッションじゃん、一緒ジャン!て思いながらも、やっぱりおしゃれなんてものの本質は、そこにいきつくのね…て、なんかストンと納得。
    このストンと納得させる、真理の伝え方がすごいよね!

    しかも、この本の最大の効果は、読んだ後、なんか体の芯から興奮して、キラキラした気持ちになり、「自分ももっとスペシャルになれるかも!」ていうワクワクした気持ちになれること。
    まちがいなく、おしゃれがばっちり決まってちょっとだけ新たな魅力的な自分を開拓できた時の気持ちを味わえるね*^^*

  • 読みやすい。

    “センス”とは配慮。

    TPOに合わせた配慮のできる女はセンスがいい。

  • 色々と思うところが出てくる話が多い。
    服をテーマにこれだけ考察できるのは結構すごいと思った。
    ただ、著者の決めつけ(?)と感じる部分も多かった。

  • 知的で聡明な女性は、ファッションもシンプルだけどおしゃれ。内面は、外見に表れる!表せる?そんな女性に近づくためのヒントがたくさんあって、なるほど〜と頷くばかりです。
    さらに、斎藤薫先生のあのなんとも言えないアンニュイな文脈が、やっぱりそそられてしまいます。

  • あー、それはわかるなーというとこと、それはちょい極端なんじゃないの?というとこと。全体を通して、あぁ!と膝うちするとこ、納得するとこ、同意するとこ、反抗したといこまぜこぜという感じかな。

    でも女の気持ちと見え方と服は切り離せないものっていう根本的な論理は納得するし、とりあえず、ちょっと服を着ること適当にしたらいけないなーと思わせる力は確実にある本だと思う。

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著者プロフィール

齋藤薫 (さいとう・かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。女性誌において、多数の連載エッセイを持ち、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。「美しく生きること」について、独自の見解を発信し続けている。著書に、『美容の天才365日』『あなたには”躾”があるか?』『されど、服で人生は変わる』『”一生美人”力』ほか多数。

「2016年 『されど“男”は愛おしい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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