幻想日記店 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 965
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062776998

感想・レビュー・書評

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  • 幻想郵便局、幻想映画館もオススメです!
    現在、幻想探偵局も連載されているそうなので
    是非、読んで見てください。

  • ホンワカとしたファンタジー色のイメージだった幻想シリーズ。日記店は違った。
    読み始めはミステリーっぽさもあり、次第にいつもの幻想シリーズっぽくなりつつ、最後は「えっ?えっ?」の新展開。まさか登天さんがあの人で、猩子さんはあの人?
    ちょっと強引な結末という気もするけれど、でも幻想シリーズならありかもね。

    日記って人に読まれることを前提として書いていないから本音がいっぱい。それを読む事で自分の迷いを消してもらえるとは思えないけど、書いた人の「人となり」を知るには手っ取り早いかもしれないな。読まれたくはないけど。

    【謎の美女、猩子が営む日記堂。山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのではない「本当の日記」を売っている。日記は悩みと希望の生の記録。人生の道しるべとなり、お客の悩みを救う。なぜかタダ働きすることになった大学生・友哉は「日記堂」のとんでもない秘密を知ることに―。人気シリーズ第三弾! 】

  • 久しぶりの幻想シリーズ前作の映画館・郵便局を読んだ時のあの不思議な感覚をもう一度体験したくて再び手にしました。
    はじめのうちは少しミステリーという感じで「幻想シリーズ」らしくありませんが、次第に理不尽摩訶不思議のキャラにコミカルなストーリーが混じり「幻想シリーズ」らしくなってやっちゃってくれます。
    しかし、アサコさん歴史上の書物をこんなにいじっていいんですか?
    そんな事を言いたくなるような結末・・・本当にそこですか?
    私としてはいいですが・・・面白いし^^

  • シリーズものの典型。1が1番面白い。

  • 幻想シリーズも、もう3作目。初めての男性主人公でワクワクしていたものの、ちょっと強引な話の進め方のような?美人店主に振り回される感じや、「日記店」というワクワクする設定はとても好みだった。思うに、最後のネタバレ部分がしっくりこなかったというか、無理やりだと感じてしまったのかも。登天さんがまさか、という(笑)
    あと、主人公の父母がとても良い描かれ方だったなー。他人の真似ばかりする子も、いるいるwって思った。シリーズ続編にも期待。

  • 幻想シリーズ3作目。
    ホリックっぽい感じ。

  • ★★★★☆
    幻想シリーズ3作目。
    いずれもこの世とあの世の狭間のお話。
    『幻想郵便局』
    ←就職活動をするともなくしていた女の子が働くことになったのは、探し物が得意という特技を見込まれたあやしい郵便局。
    『幻想映画館』
    ←父が母でない女の人といっしょにいるのを目撃した高校生の女の子が迷い込んだのがあやしい映画館。
    ・・・二作品とも不思議なほんわかなあの世との交流の一方で、現世のミステリー部分がなんというか生々しい・・

    『幻想日記店』
    ←山奥で凄みのある美人店主が経営しているあやしい日記店でご奉公することになった大学生の男の子。
    商品のふしぎな日記と店主の秘密に…
    雰囲気とか1番好きです^^
    もすこしファンタジーに針をふってしまってもよかったと思うけど!
    (まっきー)

  • 思った以上にメルヘンチック。
    食堂かたつむりだとかああいったほっこりな
    お話と思って読んだら裏切られたー!
    意外にミステリー要素もあり…。
    であればもう少しスピード感というか、
    スパイスが欲しかったかなという印象。

  • 幻想シリーズの最新刊ということで、さっそく読みました。 相変わらずの、のほほんとした雰囲気がよかったです。 今までと違い、日記店という変わったお店でしたが、 誰かの日記がほかの誰かの役に立つ場合も、確かにあると思いました。 こんなお店があったら是非行ってみたいです。

  • ライトな内容でほのぼのとしているので、考えずに素直に読める。

    このシリーズは主人公だけでなく、まわりの人たちが素敵。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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