終物語 (中) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
3.82
  • (103)
  • (182)
  • (152)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 1919
感想 : 121
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838610

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物語シリーズは巻によって当たり外れがあるけどこの中巻は当たりかなと。久々にコミカルな会話もあって何となく化物語のころのノリに近いし。
    ただ一つ難点と言えば時系列の把握がしづらいところか。「前巻どんな終わり方だったっけ?」という事が多いので既刊を読み返す羽目になりそうですが。
    あとがきの最後にある『扇ちゃんは悪くない』がものすごく不穏な響きで気になる。

  • イギリスで手に入らなかった終物語は中・下が出たから帰国してソッコー手に入れて読みましたよ。

    まずは中巻、なのだが。さてさて。

    どんな時系列だったっけ?

    上巻で阿良々木くんが臥煙さんに心渡でバラバラにされなかったっけ?まぁいいや。


    今回の話は学習塾跡が火事になった時の話。

    臥煙伊豆湖に神原駿河を連れてくるよう言われた暦は学習塾跡に来た。

    そこに現れたのは鎧武者。

    この鎧武者こそがキスショットの元相棒、初代妖怪殺しだった。

    400前、吸血鬼になった自身を太陽の下に投げ出して自殺を測ったが、灰となり空気中を漂っていた。

    キスショットの再来でこの街によくないものが集まると同時に、初代妖怪殺しも復活した。

    キスショット、忍の相棒の地位を賭けて初代妖怪殺しと暦の闘いが始まる。


    というわけなのだが、長くなってきたシリーズはいかんせん、今何やってたっけ?と前の流れを忘れてしまう。

    元々このシリーズ時系列バラバラだし。

    化・傷・偽あたりの面白さが最近ないなぁと思ってしまう今日この頃でした。


    さて、終も下巻読みはじめよう。

  • 時系列がよく分からなかったが、コミカルな場面が多かったので面白かった。
    暦と神原のテンポのいい、くだらないやり取りが変わらず楽しい。

  • 終物語は扇が出まくる話だと思ってたので期待していなかったんですが、ほとんど扇は出ないし、暦中心で神原や斧乃木との会話が多くて楽しかったです。
    なによりあのときの暦側が知られて良かった!

  • 相変わらず、時系列が難しい・・・
    猫物語(白)と同時期の話のはずです。

    忍が、ずっと昔においてきた思い出に決着をつける話です。
    なんだか、すごく重大な話だけれど、あまり感情の起伏は直接描かれることはなく、シリアスっぽさは薄いと思いました。

    神原大活躍回ですね。

  • 忍にまつわる伏線回収。構図的には昔の少女漫画みたいなものを思い出した

  • やっと、塾廃ビルの火災の話ですよ!待ってました!
    駿河ちゃんの話ですよ!ずっと、気になってたんですよね〜。コミカルな部分も面白かったし、話も読みやすかったです。ああ、こう繋がったのね〜ってカンジですかね。
    斧乃木ちゃんが大好きなので、活躍してくれて嬉しかったよん。次巻も、面白いといいけど、、、。面白いのと面白くないのの差があるんだよね。このシリーズは、、汗

  • なるほど繋がる話でした
    このとき買った本を千石ちゃんが見るわけですね
    そりゃあ心配になろうというものです
    なるほどなるほど

  • 中巻は長編が1本。
    ペアリングが外れた阿良々木暦と忍野忍の話。

  • しのぶメイル。ここで1番目の眷属の話が出るとは。
    15年前から最近の怪異の発生原因らしい。
    途中で迷い牛とか猿とか蟹が出てくるところが総集編的。
    暦が吸血鬼の力を使わずに勝負する所が見どころ。
    何でも知ってる臥煙さんが、エロ本に気をとられるのは意外!

全121件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
西尾 維新
米澤 穂信
西尾 維新
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×