終物語 (中) (講談社BOX)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838610

感想・レビュー・書評

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  • 2014/3/11読了。西尾維新はもう物語シリーズが終わったら読まないかなあ・・・というくらいには飽きたし、面白みがない。

  • 物語が終わりに近づいてる感じが伝わりました。
    初代眷属との戦い。
    忍ちゃんの内面が解き明かされてる感じ。
    各キャラクターも最後に向かって収まるところに収まってきている感じでした。

  • 化物語シリーズ最新刊

    夏休み終わりの、アララギくんと忍ちゃんのリンク切れ。
    そのフラグをやっと回収したか。って感じ(笑)

    400年かけて蘇った初代怪奇殺し。
    アララギくんが決闘という形で対決する。

    駿河がオトコマエすぎて格好いい☆

  • 2014 3/14読了。Amazonで購入。
    ついに明かされる猫物語(白)の裏側、夏休み開けに阿良々木くんは神原と何をしていたのかの物語。
    そうかそうか、あの裏では阿良々木くんもライバル(?)との対峙を迎えていたのかー・・・にしても、すげえ名前だな、初代怪異殺し。
    あと久々に神原の活躍を堪能できたのが良かった+臥煙さんも引いたりすることがあるんだってのがわかって少し安心。

  •  忍が、キスショットであった頃、唯一の眷属であった男の話。
     
     相変わらず扇がキモイんだが、いい加減気づけよ、暦と思う。
     結局、男ってアホなんだねぇって思うのである。女の子で、しかもちょっと可愛いと判断を誤る。
     まぁ、そのあたりの普通っぷりが物語シリーズを、形成しているといって過言はないと思うのだがね。

     愛と憎しみは紙一重というけれど、それを行動にするのは実際のところあまりないんじゃないかな。
     で、男はそれをしたわけだ。

     結構、滅入る結末だったんだけど、すっきりとしたのは、男がよーするにしたいことをし尽くしたからなんだろう。
     うん。自分のやりたいことをやりつくすことが出来るのって、すごいことなんだ。
     なので、ちょっとだけ男に尊敬を覚えるのであった。
     ま、暦くんをいぢめるので嫌いだけどねww

     

  • これまで若干不遇のヒロイン的扱いだったが、ここからはこの神原駿河のターン!と言わんばかりにエロパートからシリアスパートまで縦横無尽の活躍を見せる。本来は「まよいキョンシー」「しのぶタイム」に続く3部作だったという「しのぶメイル」。猫(白)との関連も重要。初めての気持ちも-二番手の気持ちもよくわかっている神原の苛烈なまでの想いが忍野忍をも凌駕する。そして絶対的な絆なんて無いが故に努力することを知っている戦場ヶ原や羽川達に特別だと思われている阿良々木君だからこそ、初代の眷属との決闘に一人で臨むのだろう。

  • まさかと思ってたけどやっぱり発売された中巻。
    久し振りに神原の出番がたくさんあって個人的に大満足。

    後書きに次こそは下巻、でもその後に「続・終物語」が出る事が明示されてて眩暈が…

  • 話が繋がった!

    今までの話を思い出しながら、それについてもいろいろ感動を覚えながらで面白かった。

    西尾さん言葉遣いには脱帽です!

  • 実は伏線で扇ちゃんが絡んでる。
    最初と最後に出て来るだけだけど。

    時系列は夏休み後の数日間の物語。

    臥煙伊豆子湖と神原駿河を引き合わせるために夜の廃屋の塾へ神原を呼び出す暦。
    そこで出会った鎧武者。そしてバトル。

    斧乃木ちゃんに助けてもらい、待ち合わせ場所まで道に迷う。蝸牛。
    ようやく辿り着いた先で出会ったのは忍。
    今の暦と忍とのペアリングは切れている。
    なので勿論、怪我をしたりした場合、殆ど暦はただの人に傾いている。
    その場に居たのは忍だけではなく。
    半分蟹に覆われた大型の猿。
    またしてもバトル後、一息つく間もなく蛇の尾に襲撃。
    それを食い止め、忍は怪異もどきを喰らい尽くす。
    臥煙さんからのメッセージを発見。
    『北白蛇神社へ待ち合わせ変更』と。
    そこで事実を知らされた。
    鎧武者は忍の眷属第一号であると。
    その、鎧武者が忍を呼んだのだという事も。
    そして、事態は15年前に集約されていく。
    何もかもが15年前という符号に合わさっていく。
    ひたぎの母親の宗教、真宵の事故、駿河が見つけた腕、撫子と月日の産まれた時、翼の親の離婚・・・

    移動して、駿河が忍と留守番をすると言い、暦は買い出しに。
    帰って来てみた物、それは駿河が忍を論破する所。
    『一人目の眷属に会え』と迫る駿河。
    『合う必要性がない』という忍。
    論破された忍は社に入って眠る。不貞寝とも言う。
    暦はひたぎに電話連絡。
    ひたぎ曰く『誰かの特別になれるでしょう』と。

    その夜、直江津高校グラウンドにて、一代目と二台目の決戦。
    忍のために。
    ホンモノを降らせても忍は姿を見せず。
    翼は2学期始まって焼けだされて暦のうちにお世話になっている。
    それは翼の精一杯のsos。ひたぎも同様に。
    暦は全てを駿河に託して決闘。
    お札を貼って暦が勝つが…
    勿論忍も暦を必要としている。

    コレを話しているのが3月13日。受験当日早朝。
    暦の部屋の中で扇と話している。

    9月の出来事を何故半年後に話しているのか?
    謎は深まる。
    そして、斧乃木ちゃんは暦の家で生活中。


    キチンと終れるんだろうな。
    西尾維新氏よ…

  • 終わる!って言われてからこうまで続くと、読む方だけでなく書く方も惰性になるのか、伏線張るのも回収するのも雑になってる感すらある。それでも発売日に買って勢い読了してしまうあたり、筆者の類稀な力量に慣れてしまっているのだろうか。いつも通り面白かったので以降の結末に期待します。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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