- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062838610
作品紹介・あらすじ
「神原駿河(かんばるするが)は、私の姉の娘だよ――眠らせておくには、惜しい才能さ」
“何でも知ってるおねーさん”臥煙伊豆湖。彼女が阿良々木暦に課す、終幕へ向かうための試練とは……?四百年の時を経て、蘇る武者――これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
青春は、「彼」を語らず終われない。
感想・レビュー・書評
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終わりへの旅路のように伏線を回収していった本巻。
神原駿河との掛け合い、神原駿河の強さ、神原駿河の純粋さ、弱さに惚れそうになる。
物語シリーズの中で神原駿河だけには感情移入しづらいキャラだったけど一気に想いを詰め込んだ。
忍、伊豆湖に、斧乃木ちゃん。そして...。
おもしろい巻だった。
最後にダーク扇は何を語るのか。
まだ終われない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厳しいねぇ。
それはさておき、終盤、元彼と今彼の争いみたい。間にはさまれた忍ちゃんもつらいね。
一方、神原は強いしまっすぐだ。かっこいいよ。 -
録画しておいたアニメを見てから読んでみた。アニメを補完しながら読むことができ、このシリーズのメディアミックス戦略にまんまとはまってしまっている。流石終わりというだけあって色々整理されていってこのシリーズもいよいよ佳境だなという風体である。アニメでは終物語下はやってなかったと思うので、下巻は性根をいれて読まねば。
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「神原駿河(かんばるするが)は、私の姉の娘だよ――眠らせておくには、惜しい才能さ」 “何でも知ってるおねーさん”臥煙伊豆湖。彼女が阿良々木暦に課す、終幕へ向かうための試練とは……?四百年の時を経て、蘇る武者――これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異! 青春は、「彼」を語らず終われない。
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過去の話で謎になっていた事件の穴埋め話。
ああ、あれはこうきてのことだったのか、とか。
ああ、あれはこれが原因か、とか。
もっとも詳細は既に忘却の彼方だが。
そうしてようやくクライマックス。
ラスボスの顔見せは終わっているのでどうケリをつけるか、だな。
とはいえ、過去に出た話しでそれすらも過去になってたはずだが。・・・大団円確定?なんかひっかけありそうで。 -
やはり阿良々木と神原コンビはおもしろいです。会話のテンポが良すぎ!男女関係になりえないコンビの会話とのことでしたが下手なカップルよりもラブラブです、こんちくしょう。
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西尾維新の怪異シリーズ「化物語」の続編。シリーズの特徴である無駄なレトリックと前置きが復活して今までの伏線を回収するお話。400年の時を経て蘇った武者の正体にはビックリしたわ。久々にバトルも多くてハラハラする展開です。