終物語 (下) (講談社BOX)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838689

感想・レビュー・書評

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  • 長々と続いたシリーズもいよいよ完結?

    まよいヘルはまさかの再会&カムバック。
    ひたぎランデブーは化物語(下)以来のデート物。
    ほのぼのします。
    で、ラストを飾るべくのおうぎダーク。
    終わり方としてはあんなものかとも思うけど、あそこまで周りを固める必要もあったのか?と思わないでもないかな?
    ありがちなキャスト全員集合の大団円ってのもあんまりなかったしそれは良かったかも?でも貝木さんは見たかった。。。
    エピローグ的な続・終物語も出るらしいけどどうなんだろ?
    ★はおまけの4つということで。

  • 悲しい結末からのどんでん返し、お帰りなさいな展開で最終巻に相応しい内容でした。いや、まだ真の最終巻はこれから出るようではありますが。

  • 物語シリーズ最終巻。
    話が壮大になって、登場人物が増えて、なかなか綺麗にたたむことが難しかったと思いますが、しっかり収まるところに収められた話だったかなって思います。

    内容はシリアスなはずなんですが、内面描写が(暦の性格もあるかもだけど)やや薄めで、正直しっかり読み込んで、想像することが必要です。

    でも、全編通してみて、ようやく暦自身が乗り越えられたのかなって感じもあり、最終話としては間違いなくふさわしい内容だと思いました。

    まぁ、なんだかんだ言って、また次ほんとにラストが出るらしいので、それを読んで、シリーズ最後って余韻を味わいたいなと思います。

  • 最終巻…とも微妙に違うか?続刊あるし。
    でもとりあえず、時間切れの印象も尻切れトンボの印象もなく、まあ納得のいくラストだったんじゃないかなと。

    途中の匂わせ方でそうかなあと予想もしてたけど、今回はいわば『ゲド戦記』(1巻)でしたねー。ふふ。その上でラストが暦くんらしいし。

    基本オールキャストなのに神原が出てこなかったのはちょっと不満ではあるけど、メメが登場したシーンはちょっと泣きそうになっちゃったなあ。
    何なら最後までもう出ないかもと思ってたのに、しかもあの役どころ。かっこいいなあ。
    もう10年になるシリーズだということにもびっくり。細かい設定わすれてるし、読み直したいなー!

  • 3話構成。

    暦物語のラストから始まるので、
    最初はどうなるかと思ってたけど、
    & 戯言シリーズや悲鳴伝シリーズは
    みんなが幸せな終わり方ではないので
    ドキドキしてたけど、
    西尾作品のなかではびっくりするくらいのハッピーエンドで、
    超安心しました☆

    すべてが丸くおさまってマジでよかった…!!

    どうでもいいが、
    「ひたぎヘル」がタイムリーすぎて吹いたw
    「地獄の沙汰も金次第」がBGM的に頭をよぎって仕方ないw

  • ついに完結!!!

    っと思ったけどまだ『続・終物語』があるんでしたね。
    長いな相変わらず。内容も長いけどw

    で、今巻の見どころを要約すると、

    ”阿良々木暦、ついに幼女略取する!”

    いや、ファンブックでも一回やらかしてますけどね監禁w
    でも今回の拉致はGJと言わざるを得ない。
    まあ詳しくは本編にてって話だけども。

    全体感としては正直無難かなーってのが本音でして。
    中巻が個人的にドツボだったのもあるんでしょうが、
    ちょっとストレートすぎる気も…

    いやしかし、辻褄合わせに語呂合わせにほんと凄い西尾イズムのオンパレードで、素晴らしいことには変わりないのでしょう。

    さて、こんどこそ最終巻を待ちますかねw

  • 阿良々木くんの青春の終わり、と題されたこの物語は、真宵ちゃんとの再開、ひたぎちゃんとのデート、扇ちゃんとの最終決戦の三本立て、まあなんと密度の濃い。
    八九寺真宵を神様にするのくだり、三竦みの綺麗な回収に西尾維新マジックを感じました。撫子にナメクジデコピン(?)した貝木みたいにところどころで張られていた伏線が綺麗にハマってなんかもうすき。
    ひたぎちゃんとのデートは相変わらず可愛くて始終ニコニコ。さらっとひたぎって呼べちゃう阿良々木くんはこういうとこ主人公なんだよな。ボーリングもカラオケも隣でみていたい。名前呼びになったことでふたりの仲もレベルアップ。ひたぎちゃんが、ちゃんと羽川のことも翼って呼ぶところがたまらなくすきです。
    なんでもしってるお姉さんはなんでもしってるから、どこまで予想してたのかななんて思いながら読みましたが、実は何も知らないのかもしれない。知ってることはないのかもしれない。臥煙お姉さんのは事実から生み出された予測でしかなくて、それが本当のことなのか、口に出すまでわからないのかも。
    そして扇ちゃん。阿良々木くん本人の生み出した怪異。阿良々木くんの主人公性が生みだした化物。
    最後に自分を守る選択ができた阿良々木くんは、今度こそ、大人に片足を踏み込んだのでしょう。
    そして、メメおかえり。羽川おつかれ。
    阿良々木くんが自分を守れたのは周りの人の助けがあったからだと、そう実感していてくれたら、こんなしあわせなことはないです。

  • ラスボス登場、度肝を抜かれた場面からのこの巻。終物語、って題名がこんなにしっくりくるとは。

  • 終物語 西尾維新
    青春の終わりを告げる鐘が鳴る
    3月13日入試当日、阿良々木暦は日課の北白蛇神社へ散歩に行った。そこで待ち受けていたのは予期せぬ笑顔と最終決戦の号砲だった!物語シリーズ17冊目!
    #読了 9/23

  • 2023.8.5 読了


    とうとうシリーズの最終に近づいてきました!
    いろんなことに終わりが。。。

    メタ発言 バリバリで めっちゃ面白かった!(笑)
    この流れ やっぱり好きです。


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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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