終物語 (下) (講談社BOX)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838689

感想・レビュー・書評

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  • 物語シリーズの一応総集編。地獄という世界観が出てきたのは唐突でやや世界観離れがあったように感じてしまった。しかし戦場ヶ原とのデートがちゃんと書いてあったこと、また諸々の伏線や扇の存在について満足のいく説明があったあと、すべてが大分丸くおさまる落としどころがあったことは非常に良かった。

  • 扇ちゃん編、やっと終わりか。正直大人チームの動向がもはやわかるようなわからんようなという感じだけど、まあ大枠ではやっとすっきりという感じ。忍野さんの出番がかっこいい。

  • 読もうと借りて読んでなかった本。アニメ化待ち。良い終わり方かと思っています。すっきりした。

  • 扇ちゃんも八久寺ちゃんも神原さんも戦場ヶ原さんも
    斧乃木ちゃんもシスターズもがえんさんまで含めても
    女の子みんな魅力的。
    終物語までのシリーズを知ってればもっと面白いだろうに・・読んでないのが悔やまれる。
    なかでも羽川さん最強だなあ。

  • 最終巻。

    正しさ、正義とは。

    正しいことをすることか。
    間違ったことを正すことか。

    ただ、正しさというのは、宗教によっても、親から受けてきた考え方によっても変わるもの。

    押し付けることもできないものだと思う。

    だから、後で間違いだったということも起こるのだろうし、正しいと思っていたことが間違っていたという時に、自己批判が起きるのだと思う。

    人間って難しい。
    面白いんは、人間、勝ち続けることは難しく、どこかで負けなくてはいけないってところ。それなら、早めに負けておく方が、あとあと役に立ちそう。

    蛇使い座は、医聖であり、アスクレピオス。

  • 終わりのお話。
    2016/8/19

  • 本編最終話。
    オープニングからのシークエンスでもう満足。(^^;
    これまた最初からうるっときた感じです。(^^;
    すべての謎が解ける、ということでもありませんが、登場人物それぞれについて一定の結論が出たという感じ。
    西尾にしてはしあわせな話だったと言っても良いでしょう。
    残った謎とかあれこれは、次があるようなのでそちらに期待を。

  • 8/21読了。
    正体が自分自身というのがあまりピンとこない。
    しかし、八九寺との再会が本当に嬉しかった。
    また、撫物語を読んだ後というのもあるが千石の成長と月火との会話のシーンが好みだった。

  • 扇ちゃんはブラックこよみんだったのね。
    自分と向き合う。
    正しさってなに。
    成功、失敗もその人次第だね。
    しかし、これで終わっていいと思うけど、続があるのでどうなるかまた楽しみ。

  • 阿良々木暦、高校三年生、三月。青春を終わらせる。
    暦は確実に成長し、大人に近づいたな。そして彼が生きている限りその歩みが止まることはないんだろう。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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