終物語 (下) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
4.08
  • (167)
  • (156)
  • (114)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 1874
感想 : 121
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838689

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 暦物語の最後で地獄にいったあとの話。ラスボス忍野扇とバトル。

  • 羽川翼が戻ってきてくれたことに感動した‥
    日本を離れるという選択をした羽川さんを見て勝手に読者として置いて行かれたような勝手な感情を持っていたけど、物語の1番最後に自分を犠牲にして、1番の危機を救いにきてくれた羽川さんのキャラクターが何より魅力的だった。

    阿良々木くんは相変わらず自己犠牲精神の塊だけれど、そんな彼に誰もが助けられた、振り回された経験があるからこそ彼は死なずにここまで生きているんだろうな‥

  • 登場する大人達は全員頼りになる所が良いですし、シリーズを通して伏線を回収し続けてくれるので様々な情報が繋がって楽しい。特に、阿良々木君と戦場ヶ原さんのデート回はお気に入りです。

  • 自分を犠牲にして他人を助けるってシロウかよ!と思ったけどシロウよりも歪んでいるように思えなかったのはところどころに入るギャグ描写だろうなぁ。

  • 地獄から始まる最後のお話。

    まさに青春は終わらないといった感じで読み応えありました。
    扇ちゃんの正体についてもスッキリ。


    忍野はアロハシャツで南極にいたのか。
    その絵も想像つかなくて笑える。

    後行方不明なのは貝木ぐらい?


    羽川が扇ちゃんの天敵でファンと言う解釈も面白い。

  • 扇ちゃんの正体がいよいよ分かります。暦君は最後まで暦君でした

  • 図書館で。
    青春の終わりか~ 明確な始まりも終わりもなくダラダラしている自分に取って青春とはいつだったのやら。…強いて言えば大学時代だったのかな~ でも大学卒業後の方が経済的ゆとりが出来たので遊んでいるような気もするし。大義で言えば今も青春時代かもしれない。黄色ぐらいにはなってるかもだけど。

    個人的にはこの後でカンバルさんと会うからこの子が消えるわけないよねぇとか冷めた目で読んでしまいました。で、自分を助けたって言うけどやっぱり彼は彼女を助けたんじゃなかろうか。彼女の見た目がゴツイ男だったら彼は助けたのか?ま、それいったら最初の吸血鬼からして美人の女性だったから助けたって可能性は高いのだけれども。

    やっぱり彼の選択はなんかモヤっとする。ハチクジさんは友達だからああいうけど、彼にはナデコさんは救えなかったと思うし、救わなくて正解だと思う。救えずにハーレム要因としてキープってのもナンダカナ、だしねぇ。ホント、男は救われないよな~ ま、男こそ勝手に自分で助かれってスタンスなのかもしれない。

  • ようやく扇ちゃんの正体が判明!正しい体に戻りました!ファイナルシーズンと言いながらまだまだ続くので、楽しみ。

  • 書きたい事は色々とあるが結末に関しては「それでこそ阿良々木暦だ。」といった感じだったな。
    結末に向かう中で遂に阿良々木暦が今までとは異なる行動を取るんじゃ無いかと思っていたが、あそこで動いてしまうのが阿良々木暦という人物だよな。
    長かったシリーズはこれで完結みたいだが、次巻は何を書くつもりなのだろうか?
    [more]
    それにしてもセカンドシーズン以降の謎にあれが関わってくるとは思わなかった。今回の話を読んで、神原駿河という人物の強さを改めて感じたよ。それが花物語に繋がるんだろうな。
    それ以外だと、阿良々木に下の名前を呼ばせる為にわざわざ勝負を仕掛ける戦場ヶ原は可愛かったね。と共に、羽川翼の更生に恐ろしさも感じたよ。
    「自分で助かるだけ」が口癖の忍野メメを説得できる辺りに羽川翼の凄さを感じたね。

  • 一応の完結かな。
    もう10年も経つのか。メフィストで読んだときは鳥肌が立ったっけ。
    本当のラスト、次巻も楽しみにしてます。

全121件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×