- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062940719
感想・レビュー・書評
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莫大な遺産を相続した女子高生一華。その遺産を狙って、彼女の伯父叔母たちが彼女を事故に見せかけて亡き者にしようと試みます。彼女を守るために使用人橋田が雇った探偵は…。まさしく「早すぎる」。でも、依頼人のためには本来はそうでなくちゃね。それぞれの件で、しっかりとした思考過程が書かれているので探偵の気づきに感心して納得してしまいます。それで、探偵は??期待して下巻へ。
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2019/04/21
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面白いです。ドラマ化してたのて、この作者がライトなものを書いたのかと思っていたけど、とんでもない。正統派バカミスです。上巻はコンセプトに乗っとり、トリックを未然に防ぎ、意趣がえしするという、勧善懲悪的連作です。わかりやすいのでメディアミックスも確かにしやすいでしょうが、トリックが結構エグいです
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面白いか否かはちょっと良くわからない。メフィストだなー…と思いながら読んだ。ただ、一応、下巻も読んでみようかなという気にはなった。キャラの個性が強いので、メディアミックスしたら面白いと思う。
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小5の娘のおすすめで読みました。どんなトリックで、どこにバレるほつれがあったのか考えながら読むのが楽しいです。下巻にも期待!
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聞いたことなかったけど、何かの賞を受賞してドラマ化された話題作らしいので読みはじめる。
内容としては遺産相続した孫の相続権利を奪おうと色々な人が殺人を企てるが、そのトリックを利用されて逆襲に合う話。
上巻には事件が3つくらい入っていて事件は面白かったけど、本筋の遺産相続に絡んでいる話は 登場人物が多いことや、ゆっくり読む時間がなくて少しずつ区切りながら読んでたこともあり理解ができてない。
展開が面白いようだが、このまま下巻を読んで理解できるか心配。
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荒唐無稽。だからこそ面白い
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神のものは神に、カエサルのものはカエサルに――仕掛けられたトリックはその張本人に仕返すという『トリック返し』が私の流儀だが、依頼人からは無益な殺生はするなと口酸っぱく言われていてね。不本意だが牙は丸めざるを得ない。
(P.138)