方言の地図帳 (講談社学術文庫)

制作 : 佐藤 亮一 
  • 講談社
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本棚登録 : 78
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065166796

作品紹介・あらすじ

「明後日の次の日」、あなたの町では何と言う?
「やのあさって」と答えたら、あなたは東日本の出身。「しあさって」と答えたら……?
さまざまな方言が列島に広がるさまを地図に表すと、そこから日本語の豊穣な世界が見えてくる!

国立国語研究所が総力を傾けて製作した『日本方言地図』をもとに、言葉がいかに伝播し、姿を変え、生成していくのかを描き出す。懐かしい言葉の記録でもあり、日本の長い歴史の探究でもあり、あたらな言葉の動態を探る探究でもある、無二の地図帳。

感想・レビュー・書評

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  • 身近な方言の成立過程が分かる。

  • 自然・生活・感情・動植物など一七八語について、全国二四〇〇箇所の大規模調査をもとにして作られた言語地図が明快な解説つきで掲載されている。国立国語研究所が製作した『日本方言地図』をもとに、言葉がいかに伝播し、姿を変え、生成していくのかを描かれている。

  • 国立国語研究所が総力を傾けて製作した『日本方言地図』をもとに、言葉がいかに伝播し、姿を変え、生成していくのかを描き出している。

  • 左に言語地図、右に分布に関する解説が載っている。地図帳だが新書。

  • 辞書のように単語ごとの記載のため、少しずつ読み進めたい本。こんなにおもしろいとは思わなかった方言の世界。「しあさって」と「やのあさって」とか、混乱するわそんなん。

  • 19/09/12。

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著者プロフィール

大阪大学大学院文学研究科教授

「2001年 『関西・ことばの動態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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