ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065188897

感想・レビュー・書評

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  • 藝大編スタート。普通の大学と違って浪人が当たり前だからこそ、現役には現役特有の苦労があるみたい。努力が報われないような経験をして、それを乗り越えてまた努力出来る人ってものすごい人間としてかっこいい。で、やっぱり落ち込んだ時って人に話したりするのが一番いい解決策なんだろうなと思う。落ち込んだら人に話せるメンタルになかなかならんけど。

  • 2020年11月新着図書

  • 名言メモ

    「幸福度の比較なんか意味ないよ
    人の痛みなんか想像でしかないんだから。」

    そのとおり。

  • 東京芸大の油画科に現役合格した主人公。そこで待っていたのは曲者揃いの同級生と教授陣、さらにはTAたちだった。

    この巻で描かれていることはいわば喪失感だ。合格を目標にしてきた者がそれを達した時に、自分は何を創りたいのかと悩むのは、芸術系大学生あるあるだろう。それを、今まで会ってきた人たちにぶちまけることで少しずつ前に進んでいこうとする主人公は、人に恵まれているな、と思う(そういうドラマに仕立てているわけだけど)。

    特に絵画に言える、上手い下手ではない、何故描くのか、何を描くのかという問いが重い。

  • 藝大編。良いですね、面白い。実際にこうなのかはわからないけど、結構キツめの雰囲気。2浪3浪当たり前の学生が多いわりには、ある意味縛りが厳しい。変わったところだなぁー。
    そんな中でも、八虎と同じ現役合格生の与田介の見る目が凄い。そう、教授らが学生を講評して見下していても、逆に学生らは教授の力量を見ている。つまらない人物の言動でいちいち凹む必要はない。
    なかなか忙しい藝大生活。でも八虎の成長が見れそうで楽しみ。

  • ついに念願の藝大生活だけど、大学で何をするのか、受験絵画からどう脱皮していくのか、八虎だけじゃなくて、多くの一年生が混乱するみたい。
    それでも、可能性にあふれていて刺激的な生活がまぶしい。世田介くんと仲良くなっているのもうれしい。

  • 新章スタート。合格下はいいものの現役生がぶつかる壁にぶち当たって、追い込まれてしまう八虎を見るのは少しつらいものがあったが、桑名さんとの邂逅を通して、それぞれが一つ扉を開いたのがいい。こういう人間のぶつかり合いで進むのがいいなと思う。

  • 藝大編
    凡人と思い込んでるヤトラの苦悩
    目に見えないもの、明確な評価基準なんてないもの、難しいですよね
    よたすけ君、すごいな。教授より上手いんだ

  • 面白かった! 苦しかった!
    学長?を始めとして、教師陣も何か凄かった。
    八虎負けるな〜!!

  • 藝大に入ってますます面白い。ここで終わるかな、と思ったら「ここからが本番だよ」という燃える展開。描き続ける人はエライ。

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著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。


「2021年 『ブルーピリオド(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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