- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065269619
作品紹介・あらすじ
子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした、オールカラー新装版の「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の5作目は……。
字がよめる5歳のレッツは、絵本にかかれている字をよみながら、とうさんやかあさんがよみきかせする声がうるさいなと思った。じゃあ、どうやったら気持ちよく本をよめるんだろう? 読み聞かせがイヤだなって思うなら、自分で口に出してみよう! あれ? これもちがうから、だまって本を読んでみよう……と、一方的に内容を読み聞かせられることから、音読、黙読を獲得したレッツが、「読む」行為を哲学します。
ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版となった「レッツ」シリーズ。待望の新作が刊行!!
レッツは 五さい。
とうさんが よんで いる 絵本の 字は、レッツも よめる。
どうして とうさんが よんで いるのかな?
わかった。よむのを とうさんや、かあさんに まかせて いた レッツが わるいのだ。
「本を よむ かあさんも とうさんも いらない。
レッツは 一人で よみます」
(本文より)
徹底して子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品の新作が、ついにこの春、書きおろされます。
シリーズ最新作、5巻目の「レッツもよみます」で描かれているのは、5歳のレッツが、読み聞かせられることから、自分ひとりで音読する、黙読するという「読み方」を手に入れていくというお話です。ぜひ、お楽しみください。
感想・レビュー・書評
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ヨシタケシンスケさんの絵は、愛嬌があって良いなぁと思う。
どの本でも微妙な表情が、とても良く気持ちを表していてほのぼの感も満載。
今回は、読み聞かせが卒業なのかな…と思わせてくれる5歳のレッツが、一生懸命に考えているのがよくわかる。
読み聞かせがなくなると寂しいパパとママ。
そうだよなぁ、寂しいよ、やっぱり。
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ヨシタケシンスケさんの絵本大好き。
私はいつごろから自分で本を読んだのかなあ?
自分で読みたいって言ったのかな?
我が子を立派に育てた学校の先生によると
小学生のうちは読み聞かせをするのがいい、
とのことでした。
自分で黙って読むのもいいけど
寝る前にお母さんが本を読んでくれたら
もっと心の安定した子どもに育ったかなと
おとなになったいま思う私です。 -
そうかぁ、成長して字が読めるようになって、だんだん1人で読むようになる、親にとって嬉しいような寂しいような、そんな当たり前の事を思ってしまう本だな。ヨシタケシンスケさんの絵も可愛い。
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自分で字が読めるようになりかけた子どもの気持ちがよく描かれています。
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しーんとするおはなしだった。レッツは、1人で、読みたかったのかな。
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自分で読めるようになってきた子どもの感覚や気持ちが丁寧に描かれていて、はっとなってほっこりした。見守って「いつでも読むよ」の両親もいい。
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正直、何言ってるのか全然分かんない。
イラストがヨシタケシンスケさんだったから読んだけど、そうでなかったら最後まで読めなかった。
意味がまったく分からない。