ジャクリーン・エス with 腐肉の晩餐 血の本(2) (血の本) (集英社文庫)
- 集英社 (1987年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087601268
感想・レビュー・書評
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『父たちの皮膚』がなかなかに面白い。
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ホラー。現代。短編集。
モダンホラー。スマートなスプラッタ。無夜の心の師匠。
純愛、サイコ。
今回も血塗れ。
この中で、特にこれというお勧めはないのだけれど、大表題より小表題の「腐肉の晩餐」の方が好み。
わりかし、普通(どういう意味で普通というかは……)
ジャクリーンの話は、男に対して幻滅した人妻が真実の愛を見つけてその男と心中するまでを書いている(?)
腐肉の晩餐は、厳密にはこのタイトルじゃない。主役同士がやった物語は腐肉ではなくて、暗黒と沈黙の晩餐(?)だから。で、ラストに斧を振り上げスプラッタ♪ -
・腐肉の晩餐
・地獄の競技会
・ジャクリーン・エス
・父たちの皮膚
・新・モルグ街の殺人 -
この本に収録の「腐肉の晩餐」は、血の本全6巻のなかでも「丘に、町が」と並ぶ傑作。
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[腐肉の晩餐]
[地獄の競技会]
[ジャクリーン・エス]
[父たちの皮膚]
[新・モルグ街の殺人]が収録。 -
血の本 2
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「ヘルレイザー」、「ミディアン」の原作で有名なクライヴ・バーカーの出世作「血の本」シリーズの記念すべき第1巻。スプラッターホラーな描写は秀逸。