- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715101
感想・レビュー・書評
-
東京バンドワゴンに関わりのある人の物語。タイルの隙間を埋める目地のような感じで、バラバラだった人びとの関係性が埋まっていく。今までのシリーズを補間するような本。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。サチばあさんが語り手じゃない東京バンドワゴン、新鮮でした。お気に入りの藤島さんの話が読めたのが良かったです。でもやっぱ、バンドワゴンはサチばあさんの語りがあってこそかな。
-
東京バンドワゴンシリーズ第8弾
-
(15-42) 私はシリーズ最初の「東京バンドワゴン」をつい最近読んだ。小路作品は幅が広くて私はどちらかというとマイナー路線の方が好きなので、人気シリーズなのに読んでなかったのだ。割と面白かったのでもう一冊と、とりあえず図書館の棚にあったのを借りたのがこれ。外伝といえばいいのかな、いろんな人のエピソード集だった。第一作を読んだすぐ後だから記憶がはっきりしていたし、出版順に読むよりかえって良かったかも。面白かった。
-
ほんとにすごくいい! 大好き。
東京バンドワゴンの番外編。いつもは大おばあちゃんのサチさんが語ってるけど、今回はいろんな人の視点で、それぞれのエピソードを語っています。
青くんが堀田家に来たときの、紺くんと藍子さん。
今まで「太陽みたい」ってだけだった秋実さんと我南人さんの出会い。
藍子さんと槙野教授の顛末。
すっごくいい番外編で、大好きです。
なにより、堀田家の中でみんなと生活しているサチさんの姿がうれしかったです。