蛇にピアス

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746839

感想・レビュー・書評

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  • 吉高由里子主演で映画化もされた芥川賞受賞小説。
    身体改造に興味を持った女の子が2人のアブノーマルな男の間で揺れ動く…。
    意外とページ数も少なく1時間ちょっとで読めた。
    自分にはない価値観と死生観に触れることで傍から見たら少し魅力的なんだけど、絶対近寄りたくはないな…

  • どんな本かあまり分からず買った。
    人の弱さを誰かに見破られないようにするために頑張ってる感じがした。
    それと同時に自分の人生を誰かに預けてしまう感じ。
    最後はハラハラした。
    え、まじか。って

  • 理不尽な世の中だな、と
    主人公の生き辛さが特徴的な作品

    スプリットタンって魅力的ですね

  • 2021年 2冊目
     
     小学生のときハマっていた作家、15年ぶりに読んだ。当時の私にとってはファンタジー小説で、憧れさえあった。
     時が経ち、常識や経験という鎧がついてしまったのか、登場人物が数ある作品のうちのひとりになってしまったことを寂しく思う。
     
     「私のために男を殴り続けた男と、私に強い殺意を持った男。どちらかが、いつか私を殺す事はあるのだろうか。」


    仮にシバがアマを犯した末、殺したのだとしたら、ルイはそれに満足しアマの死を乗り越えられたのではないかと思う。

  • 読んでいる間中、どろどろとした不快感、身体中の痛み、なんとも言えない恐怖を感じる。強烈なインパクトで、身体中に毒がまわる。作品に大きな負のエネルギーを感じる。すごい。

  • 1時間ぐらいで一気に読んだ。若さとか勢いを感じた

  • 映画のまんま

    シバさんが見た謎の夢、なんか意味あんのか?

    読みやすくてサクサク読めた。

  • 全然共感できなかった

    良かったっていうか
    アンダーグラウンドの世界に対する、自分の中での新鮮みたいのが大きかった。



    でも、タトゥーとかピアスとか、カッコよさそう
    アングラで、ひっそりと漂ってる雰囲気の感じが良かった。
    19歳で、アングラの世界にいる女の子ってのもイカしてた。

  • 映画が昔から気になりつつ観れてなくて、本で。
    短いからあっという間に読んだけど、
    序盤は想像したら痛そうで痛そうで。途中もエロかったり苦しそうだったりと。イメージできすぎて辛かった。でも映像で観てみたくなる。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2004年にデビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞。著書に『AMEBIC』『マザーズ』『アンソーシャルディスタンス』『ミーツ・ザ・ワールド』『デクリネゾン』等。

「2023年 『腹を空かせた勇者ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金原ひとみの作品

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