蛇にピアス

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087746839

感想・レビュー・書評

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  • 感想、ずっーと、ずっーと痛い痛いって感じです(笑)描写が細かく、想像するだけで奥歯でアルミホイル常に噛んでる感じ(;_;)映画の予告はよく覚えていたので、この内容を吉高由美子が演じていたって思うと、ちょっと吃驚ですね。蜷川作品だし、ちょっと見てみるかぁ(^^)にしても痛かったです(笑)

  • 201808

  • アンダーグラウンド臭がプンプンしますが、私も若い頃はこういうタイプが好きだった!
    青春時代を思い出しながら…色んな意味で楽しんで読みました。
    吉高由里子さん主演の映画も観ましたよ〜

  • なんだか自分のいるところと違いすぎて、感情移入できない。描写がエロいというか、グロテスクというか、生々しくて私にはちょっと苦手。でも文章自体はさらさらと読めた。おもしろかったかと聞かれると、NOかな。

  • この作品が芥川賞を受賞したとき、私は中学生。当時読んだときは、性描写やアングラな雰囲気があまりに理解出来なさすぎたが、30歳を前にして再読。個人的な感想としては、携帯小説感がやや否めないけれど、社会の底辺で退廃的に過ごす若者の描写が濃密だった。特にルイの、自らの意志を持たず(持てず?)流されるまま生きて、過ぎて喪ってから狂おしく思う様は、哀れというか身勝手というか。でもどこか共感できる気がした。

  • 綿矢りさ「蹴りたい背中」と一緒に、2004年芥川賞を受賞したの金原ひとみの「蛇にピアス」でした。20歳前後の女性の受賞で話題になり、私も当時興味をそそられ読んだ作品です。久しぶりに「蛇にピアス」を再読、ピアスや刺青で身体を改造する世界を舞台にした作品、私には無縁の世界ですが、現代の若者の純愛のひとつの生態でしょうか。スピード感があって読みやすかったです。

  • とにかく痛い… 地下感はあったが、意外に嫌悪感なく読めた。もう一捻り欲しいところですが、デビュー作ですもんね。

  • 言ってみればエログロだけど、ずっと爽やかな感じが続いていて、すんなり読めた。
    スプリットタンとかSMとか、普通に生きてきて全く関係ないことがいっぱいだけど、登場人物がみんな純粋?というかなんというか…
    不思議と共感できる作品でした。

    作者が綺麗な方です。すごい若くして芥川賞を取ったみたい。

  • 2003年下期:第130回芥川賞受賞作品。

  • たまには純文学も読んでみようと芥川賞受賞作を図書室から借りてきました。当時最年少での受賞と大きな話題になった本です。タイトルが秀逸。蛇は出てこなかった(と思う)けれど、作品全体の雰囲気をぎゅっと凝縮したようなタイトル。ストーリーはあるようなないような。なのに受賞するほどなので文章がうまいというか印象的で、書かれている内容が好きとか嫌いとか共感するしないとか関係なく、ぐいぐい読んでしまい、短い作品なのもあって一日で読了。映画化されていたことを知りビックリ、たぶん見ることはないけれども、映像で見せられたら(ルイの感情については)わかりやすいのかもしれないなどとも思いました。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2004年にデビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞。著書に『AMEBIC』『マザーズ』『アンソーシャルディスタンス』『ミーツ・ザ・ワールド』『デクリネゾン』等。

「2023年 『腹を空かせた勇者ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金原ひとみの作品

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