- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087814217
作品紹介・あらすじ
カラヴァッジオ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ニコラ・プッサン、クロード・ロラン、フェルメール、そしてヴァトー。バロックからロココまでの時代を築いた、あの巨匠たちは、実人生にも凄みがあった。名画の心が、100倍深く分かる本。
感想・レビュー・書評
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名画の言い分―数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」に続いて、木村泰司さんの本を読みました。
二年前に出た前回の本には栞が二本ついていましたが
今回は栞なしでした。
前回は2286円+税 今回は1714円+税
頁数 前回248頁今回256頁ですが、こちらの方が薄いです。
そして、前回の方がちょっと面白かったです。
美術史上の大御所8人の巨匠(=オールドマスターズ)の
作品と人生を語ってくれます。
ちょうど今朝の『日曜美術館』では『バロック』がテーマでした。
来週の夜、この再放送をやるので、その予習をかねてみます。
【ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ】
聖と俗、名声と悪名の劇的なコントラスト
【ピーテル・パウル・ルーベンス】
華やかな国際舞台を駆け抜け、時代を味方につけた画家
【ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケス】
スペイン・ハプスブルク家の黄昏を目撃した画家
【ニコラ・プッサン】
フランスの理性美の礎を築いた画家
【クロード・ロラン】
アルカディアを再現し、風景画の地位を高めた画家
【レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン】
新しい市民社会が生み出したスーパースター
【ヨハネス・フェルメール】
オランダ黄金期に現れた静かなる絵画の詩人
【ジャン=アントワーヌ・ヴァトー】
理性美のフランスで感性の雅宴画を確立した画家詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/4/25 借りて、読み始める。 6/28 途中で飽きて返却。
木村 泰司の「名画の言い分」 が面白かったので この本も借りてみた。
⇒ 名画の言い分―数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」
内容 :
カラヴァッジオ、ルーベンス、ベラスケス…。
バロックからロココまでの時代を築いた巨匠たちは、実人生にも凄みがあった。
8人の巨匠たちのドラマチックな人生と、美術史に燦然と輝く活躍を紹介する。
著者 : 木村 泰司
1966年生まれ。
カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンサザビーズの美術教養講座にてWORKS OF ART修了。
西洋美術史家。著書に「名画の言い分」等。 -
松阪BF
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2014/04/24完讀
選出巴洛克重要的巨匠,還有洛可可的鼻祖Watteau來介紹。選主題選得不錯,第一章介紹卡拉瓦喬對應每一幅畫的寫法我覺得還蠻不錯的,但後面的幾乎都不太介紹畫本身,只是不斷地羅列作家的生平,好像在看傳記列表,有點可惜(開頭和第一章頗令我期待的)。
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マニエリスム
(マリエラ:義大利文,樣式手法之意)特徵:模仿米開朗機羅動的、複雜的構圖和不自然的表情、扭來曲去的人體(米開朗機羅覺得這樣很美),此外是反自然、人工的色彩,較少用在公共目的,常是奇想、充滿寓意的モチーフ,此外因為太偏重技巧,建築常常會過度裝飾。
プッサン:繪畫是靜寂的詩。感情より知性が高尚だ
ロラン:計算過的「理想的風景」。纖細的光變化與空氣感的表現力,靜寂的,木歌的並且有莊重的存在感,畫面整體飄著威嚴感。
レンブラントを凋落へ追い込んでいったものは:職業画家にあるまじき自己主張と、注文主の意向より画家自身の創造性を重んじる姿勢は、当時の社会では受け入れられなかった。/市民社会の移り気(開始轉向ダイク的宮廷風,優雅畫風,開始喜歡色彩風麗的布蘭德爾畫,對強調明暗的畫開始不感興趣)
比較有趣的是,他提到是聖彼得大教堂1507年的改築(~1626獻堂),由德國銀行家來フッガ家籌款,就在教皇允許下開始發贖罪券,引起1517年馬丁路德的抗議及之後的新教革命。雖然事實上不可能那麼單純(想必沈痾已深),但可做參考。另外他提到巴洛克風是教會先帶起對抗新教的類似媒體戰。另外16世紀一般家庭開始有蠟燭,繪畫中表現的光影的神秘性與敘情性一般人也必較能理解,也比較會大量出現。
林布蘭的宗教畫特徵:教義よりも人間ドラマにスポットを当てている。
晚年:静に見るものの内面に訴えかけてくるような画風。
台夫特派:因為接近王家宮廷(在海牙),比較多宮廷關係的顧客層,所以比較エレガント的感覺。
洛可可時代:脫離路易十四統治(~1715)七十年的厚重感、理性、重點在王族的藝術嗜好,但路易十五時代(被稱為洛可可時代,實際上更廣)オルレアン公爵攝政下,親民但無視理教,放浪,時代風氣諷刺諷刺、非難前朝,宮廷搬回巴黎,開始享受布爾橋亞的享樂舒適,從公的時間解放。建築物主體也從專用接見的正殿、大廳,變成ブードワール(婦人房)或者サロン等私的空間(建築物外觀改築較困難,所以還是古典主義,可是一進去就是洛可可…,是18世紀法國建築的特徵)。重視輕快、戀愛的感覺,還有気まぐれで遊び心に満ちた私的世界。喜歡曲線和不均衡(⇔直線或シンメトリックな要素),自然主義。
ヴァトー:フランス絵画史上、最も早く繊細で感受性のみに訴える絵画を確立した画家。「雅宴画(フィート・ギャラント)」=「紳士淑女の娯楽」。 -
16世紀後半から18世紀初めまでの欧州の巨匠8人の生涯と、その代表的な作品の簡単な解説。意外やカラヴァッジォが破天荒な問題児だったり、名作『夜警』がレンブラントの凋落のきっかけを作った…など、驚いたエピソードも。ただ、なんとなく文章が平板で、続けて読んでいると飽きてくるのが難点か…。
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バロック画家の経歴…っつーか裏話集。
こういうの見ると、展覧会や画集見るの余計に楽しくなる^^
レンブラントって結構とんでもないオッサンだったんだなあw -
1、カラヴァッジオ
2、ルーベンス
3、ベラスケス
4、ニコラ・プッサン
5、クロード・ロラン
6、レンブラント
7、フェルメール
8、ヴァトー
画家のそれぞれの人生が生き生きと語られ、とても面白かった。絵もたくさん載っていてわかりやすく、絵の背景にある物が純粋な絵の情熱だけではないのも興味深かった。 -
この木村泰司さんの本はかなり読みやすくわかりやすい。わたしの大学時代(大昔)もこんなにわかりやすく且つおもしろい本があったら、西洋美術史好きになったかも。あの頃、西洋美術史をこんなにおもしろく書ける人がまったくいなかったからね。