海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670533

感想・レビュー・書評

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  • 1巻1巻、登場人物たちがみんな、悩んで、時に転んで、でも前を向いて歩きだしていて、私も負けてられない!と何故か力がわいてきます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「何故か力がわいてきます。 」
      何所にでもありそうで、多分そうじゃない話。でも、とっても身近に感じるから、共感して、元気や勇気が湧いてくるん...
      「何故か力がわいてきます。 」
      何所にでもありそうで、多分そうじゃない話。でも、とっても身近に感じるから、共感して、元気や勇気が湧いてくるんだと思う。。。
      2013/01/28
  • 途切れる縁もあれば

    ふとつながる縁もある

    諸行無常、失われるものもあれば残るものもある

    ひとの心の本当のとこはわからないけど
    寄り添い癒すことはできる

    神様の意地悪、つらいことは誰にでも訪れるが
    美しいものはいつもそこに…

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「神様の意地悪」
      ではなく「神は意地糞悪い」だと思う。
      「神様の意地悪」
      ではなく「神は意地糞悪い」だと思う。
      2013/01/11
  • この巻はすっごく大切な話が詰め込まれた巻だと思う。まず、すずの母親と、祖母の話。祖母は娘を許さないこと、娘は言い訳をせず許しを請わないことでスジを通した。まさに生き様と言っていい。今の人達ならここまではしないだろうけど、頑固にスジを通した二人は、人妻である私からすると、せめて他人の家庭を壊したのならそうして欲しい・・・という理想像が描かれていて嬉しかった。ただ、すずのことを考えるとそれは関係ないことにも思えて、娘には会わずとも孫には会ってあげて欲しかったなぁ~なんて思ったり。そして、海猫食堂のおばちゃんのこと。やっと母親を看取って・・・と思ったら、自分が余命を宣告される病気になり、しかも弟はお金のことを言ってくる。本当にサイアクな展開。でも、海猫食堂のおばちゃんは多分幸せに逝ったのではないだろうか?いろんな事があっても、幸せに逝くことができる・・・というエッセンスが詰め込まれた話だったと思う。それこそ、どんなサイアクな時でもお天道様は昇り空は青いのだ。そして最後に・・・風太が「こいつがヘコんだ時は誰よりも早く気づけるように」って思うところサイコー!!!みんなこんな男になって欲しい!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「みんなこんな男になって欲しい!」
      頑張ります!
      「海街diary」は、心が温かくなる素晴しいマンガですね。。。
      「みんなこんな男になって欲しい!」
      頑張ります!
      「海街diary」は、心が温かくなる素晴しいマンガですね。。。
      2013/01/10
  • おれたちはこいつに何度もパスを送った
    こいつから何度もパスを受けた
    あの瞬間が今も こうして続いている
    なんて おれたちはラッキーなんだろう

    このモノローグが特に良かった。

  • 迷いながら生きているひとのことばは、迷いのないひとのことばよりもずっと、届いてくる。
    最後にはこういうシンプルな結論にストンと落ちる漫画なのに、そこに至る過程もはしょらず丁寧に描いてくれるので、信頼のおける作品です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「信頼のおける作品です」
      5巻群青は、これから読む予定。どんな風に展開するのか楽しみなのですが、、、、
      何故ちゃんとした表紙の画像が表示され...
      「信頼のおける作品です」
      5巻群青は、これから読む予定。どんな風に展開するのか楽しみなのですが、、、、
      何故ちゃんとした表紙の画像が表示されないのだろう?(と、フと思った)
      2013/01/04
  • 漫画はブクログに載せないでおこうと思ってたけどこれは描きたくなっちゃった!やっぱりいいね!4姉妹のこれからが楽しみ♪次女はくっつくよなぁ、たぶん♪

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「やっぱりいいね!」
      う~~ん
      本屋に寄る時間が無くて、、、今日の帰りに買って帰らなくちゃ!
      「やっぱりいいね!」
      う~~ん
      本屋に寄る時間が無くて、、、今日の帰りに買って帰らなくちゃ!
      2013/01/04
  • 家族とは、血縁とは、ひとの生き死にとは。
    軽やかな語り口だけど、今巻の内容はなかなか重い。個人的にもこのタイミングでこのネタかぁ、みたいな。

    それにしても、吉田秋生の現役少女漫画感は実に素晴らしい。
    大ベテランなのに、きっちり現代少年少女の息づかいが再現されているのだよなぁ。
    絵柄も、細部の描き込みも。
    そして、更に年長者の内面もグッと深みが増して。
    ホント、稀有な作家。

    そして、またしてもアジフライが無性に食べたくなってしまった。アジフライにカレーにしらすトースト。小腹へりへりで読んだことを少し後悔w

  • 色々考えながら読了。
    テーマは重いのですが、読んでよかったなぁと思える一冊。
    四姉妹の地に足がついた物の考え方が好きです。

  • 重い話だけど…。この街で生きている人々の話。 呑気そうなおっちゃんも 軽そうなお兄ちゃんも(登場人物のことではありません) 侮るべからずと自分を戒める。誰もが痛いと声をあげている訳ではない。飴ちゃんかぁ…。群青の空 そして見上げるほどの桜、桜… 目にしみる。 だけどまだ 戦っている人には痛すぎる…ハッピーエンドと感じるようになれるのはまだまだ遠い。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「飴ちゃんかぁ…」
      多分、私は「アメチャン」にもならない。だから、この話を噛み締めながら読みます。ガリガリっと。。。
      「飴ちゃんかぁ…」
      多分、私は「アメチャン」にもならない。だから、この話を噛み締めながら読みます。ガリガリっと。。。
      2013/01/09
  • 真っ青な空と、満開の桜と。
    カラーなのは表紙と中表紙だけなのに、どのお話も本当に鮮やかなきれいな色で。空を見てるだけで泣けてしまう巻ですよ。

    まっとうな人が必ずしも幸運なのではない。神様はそんなところには関与しない。それでも、やっぱり、きちんとした大人でいようと、実態は全く全然なってない私ですが、少なくともそうありたいと思うのです。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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