25歳の補習授業―学校で教わらなかったこれからいちばん大切なこと

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878838

感想・レビュー・書評

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  •  生物学者の福岡伸一先生目当てで読んだが、分子生物学の観点から自分探しの答えは自分の中にはないのだという言説は非常に示唆に富んでいて、彼らしいなと思った。
     細胞はお互い空気を読んでいる。どんな細胞になれる可能性をもってる細胞は、周りとの関係、相互作用によってしか決まらないのだ。ある細胞が「脳細胞になります」と意思表示すると、「んじゃ私は皮膚の細胞に」「それじゃ私は目の細胞」と、互いに他を律しながら、自らの役割を決めているのだ。

  • 一言メモ:
    姜さんの内容が、一番自分に合っていると感じた。

  • うまくいかない? 「こうすれば」いいんだよ

    ――ですって。
    いかにも25歳が飛びつきたくなるような煽り文。
    しっかり飛びついている自分が言うのも何ですが。

    ページ数からもわかるとおり、
    7人の先輩の話がものすごーくサッパリとまとめられているので、
    この本はあくまでもきっかけにしかならない。

    補習というよりは、導入授業といったほうが
    正確なんじゃないだろうか。

    著書その他の紹介も多いので、「読みたい」リストが
    また一段と長くなってしまいました。

    個人的には、池上さんの授業が一番ナルホド度が高かったかな。

  • 姜尚中先生「悩みぬくこころを持つ」
    養老孟司先生「旅こころを持つ」
    太田光先生「ブレごころを持つ」
    渡邉美樹先生「群れないこころを持つ」

    この4人がしっくりきた。
    いままで読んだ本と、違うことがかいてあった。
    もっといろんな本を読んでいろんな人の考えを知らないと。

  • 面白かったが、ちょっと物足りなかった。
    各人のもっと詳しい本を読みたくなる。

  • ラインナップが面白く、1時間程度でさっと読めるので、何か一言でもヒントになればめっけもん、くらいで読むのはアリ。
    中身は極めて当たり前のことばかりだが、この辺りの人が言ってれば聞く気にもなるのでは。

  • 1コマずつ寝る前に読もうと思って読み始めたら、一気に最後まで読んじゃった(笑)

    まず著者のラインナップが豪華!
    知ってるだけでも
    糸井重里、池上彰、姜尚中、養老孟司、太田光。

    1コマが20ページ程と短いから、さらっと読める。
    でももっと延長授業してほしいぐらいハマる!

    まさに「補習授業」。こんなこと絶対学校では教えてもらえない、でもこれから生きていくにおいて間違いなく良い影響を与えてくれること間違いなし。

  • 帯に書かれた内容が気になって購入。
    1人あたり20ページ弱ですし、文体も軽いのでサクサクっと読めました。

    すでに25歳は過ぎているけれど、漠然とした不安とかが少しだけなくなった感じがする。

    25歳を過ぎてから読んでも遅くないと思う。

  • 25歳になる前に読んでみました。

    なんていうかまあ学校の先生が言っているような社会に対する意見の逆を行っている。痛快。

    「矛盾していていんだ」
    「大人だけれど曖昧でいいんだ」

    みたいな意見がたくさんあって安心した。

    これは何度読んでもいい良書。

    自分の世界が広がりました。

  • 著名人の思いが詰まってる本。25歳となっているけど、高校生が読んでもいいし、大人が読んでもいい。ページ数が少ない分、深く掘り下げていないので、とても簡潔に要点だけ述べている印象。でも、その簡潔さがこの本の良いところだと思う。それぞれの著名人の代表著作も載っているので、この本を機会に読んでみたいと思った。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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