お江戸ありんす草紙 瓜ふたつ (小学館文庫 な 26-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 59
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061628

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目の「百両の秘本」のほうを、たまたま書店で衝動買いしたら、こちらが1作目ということで急きょ手に入れました。こちらと先に出会っていたら、手に取っていなかったかも。この表紙もとてもかわいらしいのですけれど、インパクトという点で。

    さて、物語は、表紙のイメージを快く裏切ってくれます。
    本格的かつトラディショナルな時代小説を読んでいるかのような文体と、勧善懲悪のキャラクター設定。いかにも印象の悪そうな人が本当に悪いのは、読んでいて安心します。
    お転婆なお姫様に、こっちまでハラハラさせられっぱなしでした。

    時折、主語が判らなくなることもあったので、★一つ減らしました。

著者プロフィール

1974年東京生まれ、女性。1997年青山学院理工学部物理学科を首席で卒業後、某通信会社に入社。現在に至るまでERPシステム開発、グローバルネットワーク設計、CTI/CRMシステムの開発などを手がける。2002年2月、ProjectSEVENの連載をインターネット上でスタート。多くの読者の支持を得て、出版デビュー。その後「WEB探偵 昴」を出版。

「2007年 『Project SEVEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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