海が見える家 逆風 (小学館文庫)

  • 小学館
3.89
  • (52)
  • (99)
  • (61)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 839
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070583

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前2作品に比べると、感動は少なめでした。タイトルにもあるように、困難に向き合う場面が多かったです。次作でどのようにまとまるのか楽しみです!

  • タイトル通り確かに逆風は吹くけれども文哉は逞く生きている。世間はいい人ばかりではないけれども、自然は厳しいけれども、前向きに行動しながら自分を生きていくことで周りの人の協力を得ている。未来に期待できる終わり方が爽やか。

  • 食べていくとは何なのか。
    現代の生活スタイルを考えさせられる。
    自給自足がしたくなる一冊。

  • 前作では釣りをして自ら食糧としての魚を取ることを教わっていたが、今回は野菜を作り、最後は狩猟まで…

    生きていくために自然に向き合い、命と対峙するお話

    164ページあたりと、190ページあたりの都倉とのやりとりが、著者の1番の思いが込められている

    「こっちに来て気づいたのは、自分はこれまでなんで、無駄なことばかりしてきたんだろう、…略
    …多くの思い込みに縛られて生きている、そのことに気づいたんだ」

  • 「食っていく」という事をまた考える3冊目。
    田舎の良さもあるが、悩みを感じる。まさに逆風。
    次もまた読みたいシリーズ。

  • 逆境ってこういうことだったとは。一層たくましく前に進む文哉は地に足がつき自分自身の生き方に迷いが感じられなくなってきた。理想論的な側面もあるのかもだけどこうありたい。心にぽっと灯がともるお話は健在でこのシリーズ追いかけ続けていきたいと強く思った。

  • ちょっと説教臭いとこもあるけど、幸吉がどうなるのか気になる終わり方で、次作も読まずにいられない。

  • 幸吉さん…

  • 2021.10.2

  • 前作に引き続き田舎暮らしとはなにか教えてくれる一冊。今回は都倉という新しいキャラクターにより、田舎と都会の考え方・生き方を対比させている。
    次作もあると思われる終わり方で、次が読みたくなる。
    都会で育った自分からすると、主人公の考え方から学べることが多かった。
    故祖父母が田舎だったため、要所要所祖父母を思い出し、こんな事思ってたのかな〜とか思ったりした。
    次作も楽しみにしてます。

全69件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

はらだみずきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×