海が見える家 逆風 (小学館文庫)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070583

感想・レビュー・書評

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  • 前二作よりも、自給自足とは・・・を考えさせられる内容で、まさに逆風の一冊。
    前作では右肩上がりだったけど、確かに自然を相手にしてるとこういうこともあるね。
    いかにも第4作もあると匂わせる終わり方なんだけどどうなんだろう。
    追い風な感じの第4弾、期待しちゃう。

  • 大型台風が上陸。自宅も村も別荘地も壊滅状態に。
    立ち上がれるのか文哉。人間関係も微妙に変化し、暗雲が立ち始める。

  • 幸吉さんに
    文哉くんのようやく固まった想い、決意を
    聞かせてあげたかったなと思いました。

  • 本屋でタイトルにひかれ、シリーズ3冊を一気に読んだ。
    いわゆる「自然回帰」本だろうな、とちょっと斜に構えて読み進めていたが、等身大の主人公のひたむきさに、やっぱりいいものだなと素直に思わされた。
    まさしく今人生の岐路に立っている自分に、これからを考えさせる良本。

  • 36

  • よかった

  • 続きが気になります!
    困難に対処していく様に勇気をもらえます。

  • 海が見える家シリーズ第三弾。
    順調に進んだいたかに見えた暮らしも、大型台風の一撃で生活は一変。ドン底とも言える状況に。
    都会暮らしの学生時代の知人、たいして付き合いのない友達一歩手前の知人と話すうちに、食べるって、生きていくってことを深く考えるようになる。
    小説を通じて、山の暮らしの一端が知れて非常に興味深く読めました。

  •  台風で逆境に立たされる文哉が、心を折ることなく、自立して強く生き抜く姿に、もし自分だったらと言う思いが重なり、面白く読めました。
     また、自立に向けて成長していく姿に現代人にない逞しさを感じます。
     最後は、心の支えである幸吉が亡くなり、逆境が続きそうですが、人生の波は変わるものであり、新たな展開を次巻の「旅立ち」に期待しながら、読みたいと思います。

  • このシリーズ3冊目。だんだん
    話が自然志向の人の話になって来て、説教くさくなってきた。
    自然に生きるのもいいが世の中が回っているのは、そこからはわからないだろう多くの人たちのおかげなんだよなあ。いまさら縄文人のような生活はできないだろう?

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著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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