真夏の死―自選短編集 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.50
  • (52)
  • (109)
  • (219)
  • (14)
  • (1)
本棚登録 : 1245
感想 : 87
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050188

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読書前の三島に対するイメージが払拭された。周りの風景、登場人物の心理を細かく描写している。素晴らしい作品。

  • 『真夏の死』は実際に起きた事件を題材に書いた三島の代表的な短編。

  • やっぱりこの人の書くのは結構好きかも。
    どっか歪んでるなぁとも思います。
    「翼」と「花火」と、「雨のなかの噴水」が好きかな。
    「離宮の松」も結構好き。

  • 三島の自選短編集。
    春子、真夏の死等よかったが貴顕が一番面白かった。

  • ほんとアホみたいに読み返してる本です。

  • 今読んでいます

  • 三島は短編のが文体の美しさが際立って好きです。「花火」おもろい。案外俗っぽくて。

  • あの夏の息苦しさをまだ覚えている。中学か高校か、とにかく国語の問題集でこの小説の一部分を読んだ。全部読みたくなって図書館で探した。書庫に保管されていたその本は短編集だった。随分と古かった。開いてみると茶色く変色した古い紙のにおいがした。出版された年のまま、漢字も仮名遣いも古いもので書かれていた。読まずにはいられなかった。読み終わって本を閉じたときの、密集した空気の息苦しさを今もまだ覚えている。この本が良いとか悪いとか好きとか嫌いとか、そんなことよりも。とにかく読まずにはいられなかった。

  • 短くまとめるのもうまい。中でも真夏の死はよくできたもんです。

  • 昭和28年刊。<BR>
    自選短編集であるが、探しているのに出てこない。よって詳しいコメントは、差し控えておく。発見したらその時に書こうと思う。

全87件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三島由紀夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
梶井基次郎
三島由紀夫
三島由紀夫
三島由紀夫
谷崎潤一郎
安部公房
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×