旅のラゴス (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 13508
感想 : 1305
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171319

感想・レビュー・書評

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  • 大人向けのファンタジーなのか、作者が52歳のときに出版されたという事実からも著者自身も楽しんで書いている感じがしてきます。

    それにしても、作者のイマジネーションの豊かさは老いてもなお充実しており、不思議な世界が堪能できます。

    個人的には村上春樹氏の描くファンタジー世界よりも共感、感情移入できたことは確かです。

  • 2018.11.21
    物語の山場が分からず。
    旅はいいなぁとも思えず。
    デーデが年取ってくのを心配してたら終わった。

  • 難しくてわからん
    これが評価されてる意味がイマイチ理解できなかった

  • 流通雑誌の書評を読んで面白そうだったので読んでみたが、好みとは少し違った。あまり語るとネタバレになってしまうので、どう好みじゃないかは触れられないが、「人生は旅の如し」、この一言につきるのではないだろうか。

  • 先進文明が途絶え、多くの知識と技術と引き換えに、空間移動や読心などの超能力を得た近未来の人類。数多くの危険が潜む混沌の世界を主人公であるラゴスが固い決意を胸に突き進む。先日読んだ"Station Eleven"のもう少し時間が経った世界だろうか。矢張り自分も冒険の旅をしたいと思った。

  • 読み流すには退屈しなかったが、読み終えて毒にも薬にもならず、ああ面白かった、読んで良かったと思えるところがなかった。個人的にはあまりはまらなかった。

  • 面白くなかった。最後まで読んだが、本当になにがかきたかったのかわからなかった。

  • 2016/05/29完讀

    ★★☆

    這本書在京都市圖也是借閱大排長龍,很少借暢銷書的我一時興起借來看看。不過大概讀到七八十頁之後是逼自己看在分量不厚的份上忍著把它看完....。敘事淡薄很像在記流水帳,雖然一開始每章都還出現各種奇人佚事,例如穿牆的部分也寫得很有趣,但是問題就在於主角無法讓人有任何感情移入,完全感受不到他的個性(書中人物還說都會喜歡他想和他分享心事),然而卻又有些威能,而且最讓人難以接受的是這種毫無個性的人卻又每個女生都會愛上他(很像某本色鉛筆小說封面的主角。我實在對這種安排很倒彈),甚至當國王時為了怕女生爭寵就同時娶兩者,然而此人依然就像例行公事一般淡淡面無表情地繼續敘述下半生,讀完祖先的大量經典之後,回國成為指導者的角色,和阿嫂搞曖昧,然而覺得人生也不過是一段旅程,踏上尋找初戀的冰之女王之旅。

    從被抓去礦坑當奴隸那部份開始,慢慢感覺到這本書的主軸充滿女生都要來倒貼主角的詭異安排(當國王這一段我也實在很倒彈,真心地想阿伯可以不要把你日常生活的希望搬來作品中嗎),而書中一直沒有中心思想,閱讀時很不踏實一直浮在空中、抓不到東西的感覺。一開始的飄浮感還可以接受,每本小說剛開始閱讀都會有這種感覺,但重點是作者的世界構築得夠不夠堅強讓讀者可以安心地融入那個世界,然而由於主角沒有個性,又無法讓人感情移入,所以就在無數不可思議的國度裡漂浮,看他享齊人之福等等,所以他到底對旅行的看法究竟如何?雖然裡面講得哲理乍似有理,但其實套在這個故事裡還是缺乏說服力。

    總結而言,這是一部雞肋作。還不到食之無味,但是主角造型的不著頭緒感,隨著故事進行越感索然。要說是一部評價如此高的作品,我只能說或許現代讀者對閱讀厚實作品的能力越來越低,因此這本書可以翻紅吧。然而,只有編故事的想像力並不足以成為一部偉大的作品。

  • 281
    本屋で平積みになっていておもしろそうなので買ってみた。けど、予想外にSF的な要素があり、全く入り込めず。新刊かと思ったら20年前に出た本だったのですね。

  • 私の不勉強なのだが、もっとこう、旅行記とか旅に纏わるエッセイのような内容だと勝手に思い込んでいた。
    読んでみると実際は、SF的な要素を含む冒険ものだった。ちょっと苦手で最後まで読了できず。男性ウケする内容かな。
    2015/10

  • 超未来に別の星に移住した子孫の話?

  • 中学か高校時代にでも読めば好きになったかも。三十路を超えると辛いです。

  • 今まで読んだこの作家さんの作品とは
    印象が異なり、本当に旅行記という感じ。
    ただ旅をする理由であったり
    特殊能力的なものが何故あるのか、
    の説明がいまいち書かれていない。
    薄い感じがしたし、
    あまり登場人物も好きになれない。

  • 生きる目的が全く違うと思いました。

    男の人は、一生同じ人をずっとそばにおいて愛し続けるということができないものなのでしょうか・・・。

    そういうもの??

    というより、そんなに愛していない人とでも結婚したりできるのでしょうか・・・。

    ・・・でも女の人でも似たような人いるかぁ・・・><;



    置き去りにされた女性たちの悲しみは深かったと思います。どんなに賢くても、目的意識をちゃんと持ってても、ラゴスのような人を認めることはできません。



    名誉を手に入れても、結局は一番愛する人がもうあこがれでしかなくて、側にいなくて、それが人生の後悔だったというような終わり方に見えました。



    物語は淡々と出来事が書かれている感じです。

  • 旅人ラゴスの学問のための世界紀行。
    集団転移したり、王国の王様になったり、奴隷になったり、凍ったり。

著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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