七つの危険な真実 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327396

感想・レビュー・書評

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  • *あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを……。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー*

    2004年出版なのですが、古さを感じさせません。
    とても読み応えのある、心にじんわり響く短編集です。
    特に良かったのは、乃南アサ氏の「福の神」。女将さんの人生や長年の想いの描写が秀逸過ぎて・・・泣けました。

  • 七人の作者による七つの短編集。それぞれ話の雰囲気が違くて面白いし、自分の好きな作風はやっぱりこれ!って改めて感じられた。
    (「福の神」が1番気に入った。次いで、「過去からの声」「襲われて」が良かったかな。)

  • 久しぶりの赤川次郎、そして宮部みゆきはやはりおもしろい。

  • 7人の大人気作家による「真実」をテーマにした
    アンソロジー

    どの作品も心に寄り添ってくれ
    安心感のある1冊

    宮部みゆきのは、やっぱりいいなぁ~

  • さすがの短編集です。
    いい本でした。

  • 読みたいと思いつつ中々手の出せない作家さんが多かったので、興味を惹かれ拝読。

    読みやすい、といった印象で、飽きることなく一気に読み終えてしまった。
    危険な真実も、場合によっては危険でないかもしれない。

  • オムニバス小説。短編なのですらっと読めて様々な作者さんの世界に触れることが出来ます。

  • 赤川次郎さんの短編が一番頭に残りました

  • 面白い!短編集はこのお得感がたまらない。

  • アンソロジー。罪は罪、だけど人の心が通った事件の短編集、といった感じ。粒ぞろいで、するする読み終わりました。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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