村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

著者 : 和田竜

• 新潮社 (2016年6月26日発売)

感想・レビュー・書評

[はるじんさんの感想 · 2024年2月20日]

2巻はいよいよ、泉州侍の登場。
職場でネイティブの泉州弁を聞いているので、親近感がわく。
本願寺の門徒VS織田軍の戦いが描かれるが、戦法などの話が興味深い。
真鍋と沼間、それぞれの優れた大将がお互い心の中で尊敬し合うシーンが好きだ。
それが良すぎて、景が少し邪魔に感じるほどだった。

[ひろさんの感想 · 2024年2月17日]

ほぼ合戦でした。

戦闘は中距離・遠距離からの俯瞰のような、わりと大味な描写だったように思います。

それが良い意味で漫画のようにイメージできて読み進めやすかった。

主人公の景がほぼ活躍なし、泉州侍回でした。

[ごましおさんの感想 · 2023年12月20日]

うーん、、、主人公の景が全く活躍してないのでイマイチ面白くない。
宴に参加して、戦を見物して最後は突然、味方の陣で暴れ回って捕まって終わり。

特に、景が途中まで戦を面白がって見てたのに、終盤「源爺たちは騙されてたんだ！」って突然正義漢になるのが凄い違和感。一応理由は書かれてるけど、今までの景なら「騙されちゃってバカなやつらだ」くらいな気がするのだが。

イマイチ主人公に好感度が上がらなかったのだが、その辺の急な変わり様と自分勝手に暴れ回るシーンが不快で一層心が離れてしまった。

あと戦いのシーンは面白い部分もあるのだが、やっぱり基本的に漫画のような大雑把なシーンが目について、リアリティーがない。
結果、他の歴史小説と比較して、命のやりとりをしている緊迫感が足りず、話にのめり込めない。

一巻はまだ面白かったが、この内容では正直続きを読むか思案してしまう。

[takoさんの感想 · 2023年6月18日]

色々と話が動き出してきた2巻。

がっつり戦闘シーンもあり、脇役が活躍しててカッコイイ。そして主人公が空気

海賊の話かと思いきや陸上戦しかしていない。
海賊王になる話かな？
☆3.3

[まんまるさんの感想 · 2023年4月21日]

うーん
景の登場しない戦のシーンがぜんぜん面白くなくて、ちょっと読み飛ばしちゃった。

[モトネドさんの感想 · 2023年4月17日]

前巻の終盤に登場した七五三兵衛がめちゃ格好いい！めちゃくちゃな泉州侍の中でもピカイチで侍って感じかとても良い
村上の娘の景も惚れるんではと思う
一向宗の戦わせせ方は酷くて本当に親鸞の教えを踏み躙ってると思う、キリスト教も同じか
そして最後に登場した織田信長！どんな活躍をするかが楽しみでしょうがないです

[リンリンさんの感想 · 2022年10月29日]

がっつり戦闘に入りました。
大将も出てきました。
これから本番ですね。

[MS(1763691)さんの感想 · 2022年9月6日]

七五三兵衛の放つキャラクターの魅力で一気に読めた第二巻。義清と七五三兵衛の関係も良かった。

[ハーモニカさんの感想 · 2021年7月22日]

信長に必死で立ち向かっている

[大一大万大吉さんの感想 · 2021年2月1日]

本願寺の明け渡しを迫る織田信長とそれに対立し阻止しようとする毛利軍の戦い。兵糧攻めを受ける本願寺に海路から兵糧補給を援護する毛利軍。その主力である村上水軍の姫である景とそれを迎え撃つ泉州海賊との壮絶な海戦は迫力満点だが、最後はまるでターミネーター。映画化すれば面白そう。
しまなみ海道サイクリングの予備知識として読んだが、海賊の成り立ちと歴史がわかって非常に興味深かった。