湖の女たち

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 912
感想 : 123
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104628070

感想・レビュー・書評

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  • 毎度のことだけど、登場人物の誰にも共感出来ず。
    だけど、ドアの隙間から覗き見してるカンジで、いつの間にかスゴイペースでページを読み進めてしまうのね。謎。

  • 一個も理解出来ない、共感出来ない話なのに、読ませる吉田修一!!

  • よ、吉田さん
    どうしちゃったんですか…

  • なにこれ、、ひどいな。え、吉田修一どうしちゃったの?
    男の性欲という性欲を剥き出しにしてる感じ…なんか自嘲小説というか、AVみたい。気持ち悪い…あ、当方女です。いくらなんでも無理矢理すぎない?
    こんなのが警察って。なんか全てむちゃくちゃ。

  • 老人施設の100歳の男性が殺害されそれか捜査 この本を読むと警察の隠蔽が強く感じられる犯人でない人を犯人に仕立て上げることが出来る それと上司の言葉は嘘であろうと絶対的ちょっと嫌な気分の本だった

  • 最後に出てくる湖の夜明けの描写が素晴らしい。ひょっとして著者はこれを描きたくて小説にしたのではないかと思う。
    しかし登場人物の突飛な行動に反感を覚えながら、ストーリーには残念ながら入り込めなかった。

  • 介護施設での老人の死,事故か過失か殺人か.というミステリーかと思っていたら,変態プレーの愛憎劇で屈折した愛情と捜査の行き過ぎに焦点が変わり,そのうち731部隊の話も出てきてどこへ物語は進むのかと思っていたら尻すぼみだった.

  • 何、結局、100歳の市島民夫は元鍼灸師の介護士服部さんのアイドル顔負けの可愛い孫娘がその取り巻きたちと、害虫駆除のごとく人工呼吸機を止めたってこと?
    そして余罪も重ねてって。
    一番、かわいそうなのは犯人に仕立てられたその日、当直だった松本さんじゃない。
    怖いわ、警察って。最初のシナリオありきなのね。(小説の中だけだと思いたい。)
    本編となんら関係なく介護士の佳代と刑事の圭介の変態みたいな共存関係が主軸になっていて?だった。
    昔は不正を憎んでた血気盛んな伊佐美(圭介の上司の刑事)が今は冤罪に加担するどうしょもない刑事に成り下がったのは、あの薬害被害のホシを握り潰された経験からか。
    その薬害被害事件と政治家との癒着と満州での七三一部隊の
    話とどれも中途半端で、いきなり孫娘(三葉)でちゃんちゃんってどうなの。

  • 表紙が描いている場面を理解した時、犯人が解った時、2回ゾッとした。
    映画化するなら園子温が良いと思う。
    佳代は神楽坂恵で。

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著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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