新選組物語―新選組三部作 (中公文庫 し 15-12)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027954

感想・レビュー・書評

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  • 子母澤先生の新撰組3部作その3。

  • 三部作の3。3部作の中で一番読みやすかった。近藤勇と沖田総司のやりとりの場面はかなり切なかった。
    2010/7/2

  • 新選組三部作と言われるうちの三部目。有名な話が沢山入っていて、三部作の中では一番読みやすいと思います。「隊士絶命記」「壬生心中」「隊中美男五人衆」など。

  • 新選組三部作の第3弾。始末記,遺聞に重複する部分が多いが,これはこれで読み返せてよい。

  • 完全に小説。
    面白かったが、「流山の朝」の近藤の心情はかなり疑問。

  • 新選組三部作の最後の作品。これで全巻読破。
    一作目、二作目、三作目と後半になる毎に小説風になり読みやすくなる。
    最後の方は完全に小説である。

    本作は隊士の最期にスポットを当てたお話が多い。
    私が新選組に興味をもつきっかけとなった「壬生義士伝」の主人公 吉村貫一郎の最期も描かれているが、そのシーンに登場する大野次郎右衛門が子母澤寛の創作であることが判っている事からも真偽の程は・・・
    いずれにしても、基本的には史実を基に書かれており大変興味深い一冊であった。

    三部作を全部読んでみて、浅田次郎の「壬生義士伝」「和違屋糸里」のエッセンスは全てこの中に有ると感じた。
    その他の新選組に関しての書物にも大きな影響を与えているであろう。

  • 子母沢 寛、新選組三部作の中では一番好き、小説だし。
    この三部作を元に司馬遼太郎等、有名作家が新選組を描いた、と言われるけれど、今となってはこの三部作自体がフィクションとされる。
    これが史実、とは思わないけれど、これはこれで良いのでは。
    新選組が好きなら通るべき一冊。

  •  読み終えたー…。
     三部作最後のこの一冊は、隊士達の末期の姿が描かれたお話が多くてせつなかったです。前の二冊より小説じたての読み物も多くてよけいに。「流山の朝」に泣きました。

     この三部作では結局土方さんが、得体のしれないままだったので、今度は土方さん視点の新撰組ものを読んでみようかと思います。「燃えよ剣」とかってそう?

  • 新撰組といえばその2。
    子母沢寛てなんかシュールで好きです。

  •  1997年8月30日購入

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