破弾 (中公文庫 と 25-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122044739

感想・レビュー・書評

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  • 鳴沢了刑事シリーズの第二弾。

    ミステリーとしてはまぁまぁだけど、文章のキレが悪い。
    とにかく主人公の自問自答ばっかりで、だらだら長い。
    この調子でシリーズ全巻続くのかと思うと、ちょっと食傷気味かな。
    まぁ、読むのが無くなり気味になったらまた図書館で借りよう
    ッて程度の感じです。

  • 鳴沢了第二弾。

  • 1).目次
    省略

    2).筆者の主張
    省略

    3).個人的感想
    鳴沢了シリーズ第2弾。舞台は新潟から東京の多摩へ。主役は親子三代刑事の三代目。主役は過去の恋愛と祖父の死に悩みつつ刑事を続けている。またまた、オチは主役の関係者(今回も主役が信頼している人)でまたもコテコテ。このコテコテ感でどこまで行くんだろう。第3弾を読んでみたい気をした。

  •  2009年の56冊目。

  • うーむ。また過去の怨恨。この話にLOVEは必要なのかな。そして前作を失恋って言ってるけど2度の食事で付き合っていることになるのか。次も読んでみるかまようところ

  • シリーズ第2作。
    警視庁内であぶれもの同士の女刑事とのコンビは
    ホームレス襲撃事件から思わぬ方向へ導かれる。

    了自身2つ目の傷となる、先輩を自らの拳銃で撃つという
    エピソードが主題。
    最初の恋人の登場。さらには公安とのパイプ、情報屋など
    後のシリーズでも登場する人物が多数。
    後の伏線結構多し。

  • 故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。
    警視庁多摩署で現場に戻った了は、
    刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。
    命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、
    被害者の周囲にはなぜか公安の影が…。
    東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか?
    新警察小説。

  • 刑事−鳴沢了シリーズ2作目。
    今回の舞台は多摩署。
    前作「雪虫」での一連の事件が原因で、父親とは更に疎遠になり、祖父を死に追いやり、初恋の人とも巧くいかず・・・って事で故郷の新潟を逃げ出し警視庁に入り直し、配属された先が多摩署。

    小野寺冴が登場するが、この女刑事がどうにも小癪で印象悪し。過去にあった出来事が原因で他者とは一定の距離を保っている。
    「陰」のある美女刑事を描きたいなら、どうして強情な単に馬鹿みたいに意地になって突っ張ってるだけの様な描き方をするのかが謎。小野寺冴が如何に美女なのかと言う描写がいくつも見られるし鳴沢了の口ぶりからもそれらしい事が察せられるが、(容姿端麗で手足が長く、笑顔が綺麗だとかモデルの経験があるたら云々)それなのにすんなりそれが入ってこない。

    「雪虫」同様人物描写は乏しいのに、どーでもいい所でやたら馬鹿丁寧に描いてるのはマイナス。
    丁寧に描いて欲しいのはそこじゃなくて、別の所なんだよ!痒い所に手が届かない感じでもどかしい。

    展開は解かり易いし犯人もその動機も早々に目星がつくけれど、動機としてはちょっと弱い。有り得そうなんだけど非現実的。まぁ物語としては楽しめたけど、精緻を極めた伏線を希望。ゆるすぎる…。

  • 鳴沢了。多摩署にいる。小野寺冴とコンビを組みホームレス襲撃事件を捜査。被害者の沢ちゃんが失踪。事件は本当にあったのか。大学の先輩・沢口のサポートを得て新しい生活を始めている鳴沢了。激しい気性、驚異的な食欲の冴。冴も過去にキズを持ち多摩署でくすぶっている。2人の関係と2人でひとつの可能性を探るのが楽しく読める。メンタルはブルーだが。2008.6.1

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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