マイノリティ・リポート: ディック作品集 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-13)
- 早川書房 (1999年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150112783
感想・レビュー・書評
-
宇宙旅行にもタイムマシンにも異星人にも興味がないことに気づいて以来20年以上遠ざかっていたSF短編集というものに、どういうわけか手を出してみた。あいかわらず宇宙旅行やタイムマシンや異星人の話に満ちていることに軽く驚く。そして、あいかわらず興味がなかった…。どの話も才走った感じがイマイチ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ジェイムズ・P・クロウ」がいちばん好きかも。
つまらないわけじゃなかったけど、自分にはSFあんまり向いてないなと思ったので星3つ。 -
【追憶売ります】―短篇。
シュワルツェネッガー主演映画「トータルリコール」の原作。火星に住むことに憧れる平凡な事務員ダグラス・クウェイル。一生叶わないことが分かっているその夢を満たすために、超迫真的記憶植付け処置の技術を持つ「リコール社」を訪れる。施術中に服用した真実暴露薬ナーキドリンに反応して、クウェイルは実は自分が火星に出張していた秘密捜査官であったが機密を握っているために記憶を消されていたことを思い出しかけてしまう。慌てたリコール社はうやむやのまま当社へきた記憶を消してクウェイルを家に帰してしまうが、腑に落ちないクウェイルはさらにインタープランに狙われ始め、ついにすべてを思い出す。殺されないために、もう一度記憶を消してもらい、今度は「火星に行きたい」などとリコール社を訪れないよう、もっと強烈な自分の願望を探り当ててその偽の記憶を上から植えつけてほしいとインタープランに申し出るクウェイル。要求に応じて精神科医が呼ばれ、彼の深いところにある願望を探り当てるが、今度は―。(2008.12) -
2007/10/15購入
-
マイノリティー・リポートの原作がディック(アンドロイドは電気羊の夢を見るか(ブレードランナーの原作))であることを読むまで知らなかった。
トータル・リコールの原作を書いてることも知らなかった。
今度映画を借りてこよう。
表題作以外は完成度にばらつきがある -
いやー面白かった。ディックはやっぱり短編が良いです。有名な映画の元ネタで使われてる話も収録されてるが、他の話もいろいろな所で流用されてそうな印象を受けた。
-
「マイノリティ・リポート」だけじゃなく、「トータル・リコール」の原作も入ってる。ディックは天才だよ。。
-
'05-11-5読了
トム・クルーズ、スピルバーグの同タイトル原作ほか、ポール・バーホーベン、シュワルツネガーのトータル・リコールの原作も収録されている。
ディックの短編はわかりやすくて、エンターテインメントしてて面白い。 -
短編集。SFの知識が無くても割とすんなり読めます。哲学的な内容が多め。
-
SFはいいなぁと。
こいつもブックオフ100円也。