- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163296906
作品紹介・あらすじ
デビュー25周年に到達した、誰も書いたことがない、短編小説の豊穣。
感想・レビュー・書評
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ちょっと不思議怖い系?
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短編集なので 読みやすい。どの話しもホロっときた
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祈るべき神なんか、私にはいない。でも、これから見つける、と告げて、安心させようとした。以後、神を見つけるべく、私の心は奔走した。そして、途方に暮れた。そんなもの、どこにもいやしないのだ。
(P.333) -
124:いろいろなテイストの短編集。雰囲気もテーマもそれぞれ違うのに、どの作品にも山田詠美らしさがあって素敵。通勤電車で読むにはちょっと抵抗を感じる作品もありましたが、どれも「濃い」作品ばかり。まさに、山田文学!と一人で納得してしまいました。「電信柱さん」「催涙雨」「予習復讐」が好き。
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山田詠美小説のアソートボックスでいろいろなテイストの作品が読める。あれこれ読むとやはり「GIと遊んだ話」のようなブラザーとの恋愛ものが私は好きだな。
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エイミーの超短編たちの詰め合わせ。米兵ってGI(government issue 官給品)って呼ぶのね。どの作品もひねりすぎてる気がするけど、山田詠美だと許せるのはなんでだろう。『電信柱さん』『420、加えてライトバルブの覚え書き』が良かった。
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少し色っぽい短篇が12.連作めいた「GIと遊んだ話」では米軍の兵隊の実態が日本人の女の目で見えるところが面白かった.特に驚いた話は「催涙雨」.エンドの”赤ちゃんヤモリ”が特異だった.