禁断の魔術 ガリレオ8

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816906

感想・レビュー・書評

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  • 安定の仕上がり。7よりかは好みのが多かったかな~

    装画 / 塩谷 博明
    装丁 / 石崎 健太郎

  • 湯川が殺人を?「自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」。ガリレオシリーズ初の完全書き下ろし。

  • 安心の東野圭吾、そしてガリレオシリーズ。4編どれもトリックが意表をついていて、ストーリーもちゃんとしていて、語り口もスムーズで、文句なく面白い。最後の中編は、途中でほぼストーリーが読めてしまったが、それでもちゃんと最後までドラマが用意されていて、飽きさせなかった。いつもクールなはずの湯川が、意外な人間臭さを見せるところは、ツボを心得ているというか、ファン心理をくすぐられる。ついでにいえば、科学が人間にとっては毒にも薬にもなるものであり、正しく使われなければならない、という重たいテーマを説教臭くならないように、うまく伝えている点もいい。

  • 3.5 ガリレオシリーズ。まずまず。

  • 図書館で借りた本。

    教え子への科学で人を殺すことの止め方が極端だった。あそこまで自分の考えを突き通すのは難しいな。

  • ガリレオシリーズの長編第四弾。
    一人の女性がホテルのスイートルームで謎の死を遂げた。女性の弟は、姉の死の真相を知り、仇打ちの為に大学を辞め、そのための方法を研究し続ける。過去、弟にその技術を教えたのは、驚いたことに我らが湯川先生。
    そして、遂にその日がやってくる。その時、弟と湯川はどんな決断をするのか。
    最後の二人のやりとりは、胸が熱くなった。

  • 高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!

  • 安定の東野圭吾。
    安定の湯川教授。

  • なんと言っても『猛射つ(うつ)』。
    姉を見殺しにされた青年の復讐。
    科学は使いようによってはまさに禁断の魔術になる。

    結果としてはあれでよかったんだろうけど、復讐成し遂げさせてあげたかったなー…

  • 2013.5

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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