禁断の魔術 ガリレオ8

著者 :
  • 文藝春秋
3.72
  • (301)
  • (892)
  • (718)
  • (57)
  • (7)
本棚登録 : 5738
感想 : 679
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816906

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4つの短編集。
    この短さの中での意表のつき方、引き込ませ方は東野圭吾ならでは。
    最後が切なかった。

  • ガリレオシリーズで出版されている最新刊。
    『猛射つ』が最後で切ない気持ちになりました。
    今後、いつか続編が出ることを祈りながらも、これで最終巻で満足という気持ちがあります。
    ドラマ見た事がないから見て見ようかな。。。

  • (2013.10.06読了)
    テレビドラマの印象も強いし、湯川先生ができすぎなのでガリレオシリーズ、実はそんなに好きじゃないです。
    でも、これはまあまあでしょうか。
    楽しめました。

  • ガリレオシリーズ。短編。
    毎度安定の面白さ。
    読みやすいから直ぐ読めてしまい、この面白さ終わってしまうの勿体無いくらいです。

    第四章の最後、果たさなかったけど、悔しいよ。代議士になんか制裁欲しいわ。

  • ガリレオシリーズ最新長編作‼︎

    古芝伸吾は、高校の物理研究会で湯川の後輩にあたり、湯川との出会いをきっかけに帝都大に入学するが、育て親であった姉の突然の死により中退、町工場で働いていた。
    フリーライターが殺されたことから、フリーライターは代議士の大賀を追っていて、さらに大賀担当の新聞記者は伸吾の姉だった。
    事件後の伸吾の失踪から、湯川は伸吾がこれからやることに気づく…

    湯川、草薙、内海の掛け合いが、いつもながらに面白かったです。
    東野圭吾さんは、話の筋書きもとても上手だけど、キャラクターを作るのもすごく素敵だなと改めて思います。
    代議士の大賀…。事件解決しても特に罰せられることなくして終わったのがどうなのかな…って感じでした。ただ、姉と大賀の所は、すこし温かみを感じました。
    湯川先生の、後輩を思う気持ちも素敵でした。
    今後のガリレオも楽しみです!

  • 虚像の道化師と同じく短編集なので、読みやすい本です。第四章は少し長いけれど、熱中してあっという間に読み終わります。科学的なトリックが出てくるのは第一章と第四章だった。
    第二章の夫婦の絆にもしんみりとしました。前回のガリレオ7を読んだときも思ったけれど私は親子の確執がある話が気になってしまうのかも。
    第一章を読んで、やはりどうやったら親と和解できるのか、自分の気持ちをわかってもらえるのか考えてしまった。

  • こちらも4編の短編集。
    最後のお話はボリュームがあり読み応えがありました。
    「猛射つ(うつ)」のラスト、凄く良かったです。
    物理学者としての湯川先生の根底にある揺るぎない信念や誇りといったもの。
    一方でシリーズを通して変わりゆくもの。
    それぞれのお話だけでなく、そういった部分も読んでいて楽しめるところが良い。
    短編もサクサク読めて好きなのですが、次は長編が読みたいです。

  • ドラマで見たお話で双子の話は断然原作の方が良かったです。
    筋が通ってるというか。。。

    最初の「透視す」は切なかったけど、最後ジーンときました。

    4話目の「猛射つ」は腐った人間はどこまでいっても腐ったままなのか?とめちゃくちゃ頭にきました。小説ですけど、ホントにこういう人間いると思いますから。ちなみに頭にきたのは犯人に対してではないですが、、、

    ドラマでは湯川とヒロインである女刑事が主立っていますが、小説ガリレオはやはり草薙と湯川の会話が絶妙で面白いですね。

  • 透視す  みとおす
    曲球る  まがる
    念波る  おくる
    猛射つ  うつ


    『猛射つ』 ・・・ 湯川先生の本質がでていて一番好きな作品。

    湯川先生と伸吾くんの会話が切ないですね。
    科学について語りあう慎吾君と湯川先生の姿を見たかったな。


    「すまない。何が起きても僕が一人で責任を取る。すべての責任を取る。だから黙って行かせてくれ」

    「私のことなら気にするな。これもまた自業自得だ。教え子に正しく科学を教えてやれなかったことに対する罰だ」

  • 図書館で一年待ちだったはずなのに、なんか既読?と思ったら
    ドラマ化されてたのか。
    案外内容覚えてるもんだなー。
    湯川先生、だんだん柔らかくなってませんか?w

全679件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×