後妻業

著者 :
  • 文藝春秋
3.72
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本棚登録 : 1126
感想 : 185
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900889

感想・レビュー・書評

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  • テンポよく話が進んでいって、気持ちよく読み進められました。
    小夜子がどうして後妻業を始めたのか、柏木との関係はどういう経緯で始まったのか、気になる所がちらほら残りました。
    けれども、「後妻業」というタイムリーな生業にフォーカスを当てた所が面白かったです。
    ミナミの帝王を思い出しました。

  • テンポ良く進んでいき、悪行がボロボロ出てくる。引っ掻き回した後はあっけない。

  • 知ってる地名がいっぱいでてきた 

  • うーーん。リアルな木嶋佳苗氏ネタのインパクトが強烈だったんで、なんか特に意外性がないというか、イヤーな感じは確かに残るんだけど、意外と「で?」って感じだった。最後の方なんかもう自棄な感じするし。

  • 表紙が気持ち悪い。
    後妻業、やろかな。
    無理やな。

  • 耳慣れた地名が、次々と出てきてついつい読み進めてしまう感じでした。
    後半、ちょっと雑な感じがしたけど、最後まで、面白く読めました。
    オモテの世界に生きているので、裏世界の話はついつい興味を持ってしまいます。振り返ればこういう、「ちょっとまともやない」世界の話をよく読んでる気がする。

  • 映画をみて面白かったので原作も読んでみた。
    面白かった。
    映画はなかなかエンタメ強くしてより分かりやすく面白くなってた気がする。
    原作と映画では設定とかが少し違ったり
    結末も違うけどどっちも楽しめました。

  • 映画の原作だから読んでみた。小夜子が9人も詐欺してるのには驚いた。元刑事の本多も力任せに暴れ回り想像すると凄まじい喧嘩シーンだ

  • 私の評価基準
    ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
    ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
    ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
    ☆☆ 普通 時間があれば
    ☆ つまらない もしくは趣味が合わない

    2016.8.16読了

    気楽な読み物として、とても面白い。
    文章はさすがに上手で、どんどん読み進めてしまう。会話のやり取りも面白い。

    ただ、中心の人物が定まらず、物語の流れが散逸気味なのと、やはり最後は少し呆気ないようであった。

    それにしても、小夜子69歳、凄いなあ

  • 暫く読書をしていないけどテンポよく読めた。
    最後まで面白そうと期待したけど、そこだけがいまいちだったかな。

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著者プロフィール

黒川博行
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業後、会社員、府立高校の美術教師として勤務するが、83年「二度のお別れ」でサントリミステリー大賞佳作を受賞し、翌年、同作でデビュー。86年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞を受賞、96年『カウント・プラン』で推理作家協会賞を、2014年『破門』で直木賞、20年ミステリー文学大賞を受賞した。

「2022年 『連鎖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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