- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163900889
感想・レビュー・書評
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読み始めたときは小夜子の人物像にうんざりしたが、慣れるとものすごいスピード感。すぐに読み終えた。いいエンターテインメント小説。
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前々から、読みたかった本。
世間を震撼させたあの事件の前に描かれた本、ということで興味があった。はじめはそれこそ、軽妙なテンポの会話で引き込まれたが、だんだん後妻業という
犯罪の手口の巧妙さに寒気すらした。公正証書っていうのは、本当に曲者。最後は尻切れとんぽで終わって
なんかあっけなかったけれど、あれだけ事件を追って
真相が解明されたというのに、犯人を裁ききれずに
終わるというのが現実なんだろう。 -
後妻業そのままの小説だった。
ごろつきらが繰り広げるアクション?
小夜子と柏木に、探偵が追う。
ネタバレだが
最後に小夜子が死んで、ビックリした。
あとはひょんなことで柏木が逮捕。
弟のせいで、全部が終わってしまった。 -
3月-10。3.5点。
独身老人をたらし込む、結婚相談所長と女。
籍は入れないが、公正証書で遺言状を作り、
相続。
現実の事件とシンクロしており、とても面白い。
大阪弁も絶妙で、あっという間に読める。 -
実際に後妻業が逮捕されたってニュース以前やっていたな。
とんでもないヤツやな。
後半は探偵が主役に・・・。まぁ黒川さんの色でてるし。 -
いい人が誰もでてこない黒川ワールド面白かった。予想できない方向に話が転がって最後まで面白く読めた。