空棺の烏 八咫烏シリーズ 4

著者 :
  • 文藝春秋
4.12
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本棚登録 : 1195
感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903026

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり、違う世界に連れて行ってくれるこの作者の作品好きです。

  • シリーズ4作目。これからどうなるか楽しみ。
    2016/12/6

  • 八咫烏たちのこの世界観にどっぷり使っている身には充分面白い、というのを前提にあえて言いたい。雪哉無双過ぎるでしょ!ちょっと本巻の主人公の強さ、出来すぎた人格(たまに綻ぶが)、他者との駆け引きが、さすがにチート感あって、少し興醒めしてしまった。雪哉の成長も物語のキモだと感じていたので、短期間での成長し過ぎに戸惑った。

    とはいえ、新キャラを含む各サブ主人公は分かりやすくきちんと特色が出ているし、世界を揺るがす一大事も進展はあるしで、このシリーズを楽しんでいる読者ならしっかり楽しめる一冊。まだまだ続きが楽しみ。

  • ハリー・ポッターのホグワーツを彷彿させるような
    養成所での出来事がメイン。雪哉が良くも悪くも最高に格好良く描かれる。
    友情と冒険ふたつの要素が濃い描写は読んでいてとても小気味いい。

    手元におておきたくなるこのシリーズはたまらない。

  • 久しぶりにワクワクする本に出会えた。
    とても嬉しい。
    図書館で借りたので、大人買いすることに決定。

  • 八咫烏シリーズ第四弾。

    最初からなんだかんだといちゃもんをつけつつも、
    続けて読んでしまうのは
    やっぱりおもしろいから?

    今回は雪哉を中心とする山内衆の面々が
    誕生するお話。
    相変わらず、
    「なんかイヤー」と思うんだけど
    続きが気になる終わり方で、
    まんまと作者の手の平で遊ばれているような気分。

  • 雪哉の友情にあふれたスクールライフ、なんて可愛いものかと思わせといて、色々すでに考えてお膳立てして目的を果たそうとしてたなんてなんて策士なのかしら。でもそれでも彼のピュアな部分が垣間見えるのがいい。

    最後は一転また猿が出てきて緊張感から一気に謎と続きがすっごいきになる展開に!
    ここで終わるなんて。。。つらたん。

    はやく続きが読みたいよう。

    2016.10.5

  •  前巻で雪哉が勁草院を卒業した旨がラストに書かれていたが、今回はその雪哉の勁草院時代の話。雪哉視点でないところが面白い。真の金烏の謎がまた一つ明らかになる。
     仲間作りの陰謀にも雪哉の人柄が表れ、その苦悩も覚悟も含めて好もしい。仲良しこよしで終わらせず、ラストに緊張感たっぷりの場面を持って来るところがうまい。

  • 雪哉の勁草院編からの次回予告。

    勁草院で仲間が増えたと思ったら
    卒業試験で(名前は違うけど)猿に後輩を人質に取られ死にかけ、若宮と助けに行って、
    結界の貼られた門を破って禁門から戻った。
    禁門の結界が破られたことで猿にも門が開けるようになった。

    小猿の言う山神様て何だろう
    優しくしてくれたのは先代の金烏で
    金烏は側近を逃し門の向こうで(猿側で)封印した。
    封印するのにこっちがダメとかあるわけ?
    100年前に開いていた禁門は
    猿との間の道で
    猿は人を喰い烏の味を覚え
    愚かになり大きくなった。
    オッコト主のセリフみたい。

    早く次が読みたいーー!

    なんとなくスルーしてたけど、
    足切って馬にして
    馬扱いして世話して
    気にならないって気持ち悪い。
    そういうもんなんだろうけどさ。

  • いやーーーーー、雪哉!!!!!
    3巻までで十分できるとは思ってたけど
    本当に頭いいし、ちょっと怖いくらい機転が利く天才だったんだ。能ある鷹(烏)は爪を隠す、すぎて、ここまでやるとは期待以上だし、明留かわいいし、何と言っても学生仲間が最高すぎる。
    模擬戦争の指揮をとる、というのがひたすらアナログな感じで人が頑張ってて大変そうwと思ってしまった。
    なんだか人狼みたいなイメージ!
    いやー、路近読めないわ。時々こいつやばいんじゃないかと疑っちゃう。

    なにはともあれ、みんなが若宮を守って活躍しそう!!

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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